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原油高でついに“学校休食”…日数減らし対応も(ZAKZAK)
食材値上げ相次ぎ予算不足に
原油高騰の余波などでさまざまな食材の値上げが相次ぐなか、学校給食の予算が不足し、給食を減らす小学校が出てきた。70年代のオイルショック以来の異例の出来事とみられるが、食品の値上げ連鎖に歯止めが止まらぬだけに、後を追う学校も出てくる可能性がありそうだ。
年明けの最初の授業となる7、8日の2日間、給食をなくし、授業も午前中だけとすることを決めたのは、横浜市青葉区の市立荏子田小学校。
児童数610人の同校では、月額3700円の給食費を徴収し、1食222円の計算で年間の給食計画を立てている。
今回、給食で使う食材が全般的に値上がりしたことで、年間で約27万円の予算が不足する見通しになった。給食費の追加徴収はできないため、当初は年間188日の予定だった給食を2日減らして対応する。
17日に文書で児童や保護者に連絡したが、「今のところ、こちらに問い合わせなどはありません」(副校長)という。
横浜市の場合、小学校の給食は年間184日が基準で、行事の都合などに合わせ、各校の判断で増減できるという。また、授業の時間数は十分に足りているので、2日分で計3時間減っても問題はないという。
「オイルショックの時に給食が減ったり、弁当持参になって騒ぎになったことはよく覚えている」という副校長は、今回の決断について、「当校の給食はすべて手作りで、化学調味料など一切使用しておらず、とてもおいしくてヘルシー。質や量を変えれば対応もできるかもしれないが、質は落としたくないので日数を減らすことになった。できるだけ多く、いい給食を子供たちに提供したいとは思っているので残念です」と説明している。
ZAKZAK 2007/11/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112113_all.html