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山田洋行創業家二女の仰天メール(ゲンダイネット)
「オーナーは、私たちに内証で山田洋行を“身売り”しようと企んだ」
「資産隠しもしていた」
宮崎は逮捕直前まで一部メディアの取材に応じ、山田洋行の創業者・山田正志氏(83)による会社の私物化を訴えていたが、その一端がうかがえる一通のメールが出回っている。
メールの作成者は、山田家の二女。額賀財務相や久間元防衛相に「お車代」を配った05年11月末の結婚式の新婦だった女性である。彼女は一時、大手商社の経理を担当していたが、00年6月に退社。メールは知人に退社理由を告げるために作成したものだ。
メールによれば、山田家は米国に〈区ぐらいの〉広大な土地を所有し、現地の大富豪向けの高級住宅街を会社が開発していた。その中にゴルフコースやフィットネスクラブも建設し、〈ビル・ゲイツ氏が一番いいブロックを全部欲しいと言って来てる〉なんて一文も……。
彼女は住宅街開発の利益について、こんな仰天話を書いていた。
〈すべてのコストを差し引いて、とりあえず3年後に最低でも57億ドル出るそうです。でもって3年間、そのプロジェクトに名前を貸してくれたら3年後の粗利益の半分をくれると聞いて即刻辞める決心をしました〉
当時の金額にして6000億円近いビッグプロジェクト。その半分が、単に名義を貸しただけの娘に転がり込むのだから、これ以上の会社の私物化はない。
「実はこの計画を担当していたのが宮崎。どうやら本人がヘマを打って計画は頓挫してしまったらしい。山田家との確執は、この時から始まったともっぱらです」(関係者)
二女は現在、米国で会社社長を務めているが、まさか利益を……。
【2007年11月9日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3383992/