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[たすけあいネット]若者貧困層への資金支援システム発足(毎日JP)
2007年11月09日22時11分
病気やけがによる失業時に生活資金を支給する若者対象の相互扶助システム「反貧困たすけあいネットワーク」が発足した。既存の労働組合や福祉施策で支えられない若者たちの支援が目的で、会員を募っている。
対象は主に20〜30歳代。会員は6カ月間以上の入会を条件に、月会費300円を支払う。万が一病気などで失業した時には、病院や薬店の領収書を提出すれば、その支払額に関係なく生活費として1日1000円を10日間支給する。そのほか、無利子で1万円の生活資金も貸し付ける。メールマガジンを発行し、情報交換に役立てる。
ネットワークの呼びかけ人は、首都圏青年ユニオンの河添誠書記長、NPO法人自立生活サポートセンター・もやいの湯浅誠事務局長ら。河添書記長が昨冬、アルバイトの残業代未払いの相談に訪れた母子家庭の高校生から、「労組に加入して組合費を払うぐらいなら、家計の足しにする」と言われたのが発足のきっかけとなったという。湯浅事務局長は、「多くの若者が生きる知恵もノウハウも教えられないまま丸裸で放り出され、日雇い派遣やサラ金の食い物になっている。互いに支えあい、困ったときはこの1万円をステップにしてほしい」と強調する。
22日午後6時、東京都港区の「SUPER DELUXE」で発足イベントを開く。作家の雨宮処凛氏のほか、後藤田正純衆院議員、小池晃参院議員らも参加する。問い合わせは首都圏青年ユニオン(03・5395・5359)。【市川明代】
http://news.livedoor.com/article/detail/3382290/