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まだ続く“偽装”…高層マンションで鉄筋128本不足(ZAKZAK)
清水建設「補修工事で設計通りの本数に」
JR市川駅南口の再開発事業「I−linkタウンいちかわ」内に建設中の超高層マンション(45階、地下2階)で計128本の鉄筋が不足していることが7日、分かった。現在、工事は30階部分で中断している。施工は大手ゼネコンの清水建設で、一度にこれだけの鉄筋不足が明らかになるのは異例。マンションの耐震偽装事件が相次ぐなか、波紋を広げそうだ。
このマンションは「I−linkタウンいちかわ」(約2.6ヘクタール)に建てられる2棟のうち、西側に位置する『ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス』(高さ約160メートル)。
完成は来年1月で入居開始は3月を予定。1−3階に図書館や商業施設が入居し、最上階の45階は展望ラウンジという豪華さ。4−44階の計573戸が分譲住宅などで、最高価格は4LDK+Sの1億1500万円(約118平方メートル)、最低でも1LDKの3750万円(約55平方メートル)という高額物件にもかかわらず、すでに完売状態という。
市川市によると、10月11日、評価機関の財団法人「日本建築センター」の職員が工事中の30階部分を検査したときに鉄筋不足を発見した。
25−29階にある310本の柱のうち、各階外周部の柱計60本と、30階の柱4本の合計64本の柱で主要な鉄筋が不足。本来それぞれ鉄筋が22本必要のところが、2本少ない20本で、単純合計で128本が足りなかった。
市川市役所の市川駅南口再開発事務所では「本数が多く非常に驚いたが、工事施工業者の清水建設からは施工担当者などの単純ミスと連絡があった。設計通りに建設するよう是正を求めた。悪質性はないと判断している」としている。
清水建設は「設計通りの鉄筋の本数に戻す補修工事を行い、完成時には問題のないマンションにする所存です」(広報)とコメントしている。
ZAKZAK 2007/11/07
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007110713_all.html