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追い詰められた福田首相と石破防衛相（ゲンダイネット）
2007年10月29日10時00分
海上自衛隊の給油がイラク戦争に転用されていた疑惑が拡大している。
例の「８０万ガロン」を「２０万ガロン」に偽っていた問題だ。
この疑惑が浮上した０３年５月、当時の福田官房長官（現総理）と石破防衛庁長官（現防衛相）は“誤った報告”をもとに国会で転用を否定した。
だが、本当に大臣たちは知らなかったのか。時事通信によれば、当時の防衛庁内部の２つの課が８０万ガロンの正しい数値を把握し、回覧していたという。また、２５日は民主党の質問に外務省が、０３年５月当時に８０万ガロンと認識していたと語った。官僚たちは知っていたのに、福田と石破だけが知らなかったなんてあり得ない話だ。
「福田内閣は、当時の防衛課長の報告ミスのせいにして片付けようとしているが、ひとりの課長が握りつぶせる問題ではありません。もし、本当に官僚から正しい報告がなかったとしたら、福田と石破はバカにされ、無視されたことになる。それだけでも辞職ものですよ」（政治評論家・森田実氏）
年貢の納め時だ。
【2007年10月26日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3363730/
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