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渡海文科相 怪しい献金２００万円（ゲンダイネット）
2007年09月30日10時00分
福田内閣の新閣僚にもさっそく怪しい政治資金疑惑が浮上した。
渡海紀三朗文科相（５９＝衆院兵庫１０区）が代表を務める自民党兵庫県選挙区支部が、本人が出馬した０３年と０５年の衆院選公示日の当日と前日に国の公共工事を請け負っていた建設会社（兵庫県高砂市）から計２００万円の献金を受けていた。この会社は０３年１０月から翌年３月末にかけて国交省が発注した国道２号バイパス改良工事を約２億７０００万円で、また０５年６〜８月末にも神戸市の海岸補修工事を６５０万円で請け負った。渡海氏側へのこれら献金は候補者が国と契約関係にある企業から寄付を受けることを禁じた公職選挙法に抵触する恐れがある。さらに、この会社は衆院選時の計２００万円とは別に、渡海氏の支部へ０２〜０６年に６０万円ずつ（０３年は３０万円）の計２７０万円を寄付していた。
また石破茂防衛相（５０＝衆院鳥取１区）は代表を務める資金管理団体と政党支部が、０４年分の政治資金収支報告書の訂正を２５日の入閣直後に届け出た。訂正前の報告書では石破氏本人が資金管理団体に１０５０万円を寄付していたが、政治資金規正法では個人が寄付できるのは年間１０００万円以内。そこで本人からの寄付を８５０万円に減額し、代わりに２００万円を政党支部から本人を経て寄付したとする「特定寄付」として記載し直した。
【2007年9月27日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3326135/
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