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安倍「有識者会議」5億円のムダ遣い(ゲンダイネット)
2007年09月24日10時00分
病院に引きこもったまま姿を現さない安倍首相。トップダウンで次々に発足させた「戦略会議」「有識者懇談会」も、開店休業に陥っている。
集団的自衛権を研究する首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は、14日に予定された第6回会合を急きょ中止。「教育再生会議」も、最大の目玉だった道徳科目の教科化が見送られ、今後の予定についても一切白紙だ。それでも、伊吹文科相は「会議がなくなっても困らない」と言っている。その程度のものだったのだ。
他にも、「アジア・ゲートウェイ戦略」「イノベーション25戦略会議」「美しい国づくり企画会議」「再チャレンジ推進会議」など、ことごとく活動がフリーズしている。
安倍の肝いりで始めたこの手の会議は、大小70以上ある。法律的に根拠がある「審議会」とは違い、あくまで首相や閣僚の話し相手的な扱いだ。
「有識者会議の中身は、安倍を励ますサロンと変わらない。メンバーの人選もいい加減なもので、張富士夫氏(トヨタ自動車会長)や柳井俊二氏(元駐米大使)、浅利慶太氏(劇団四季代表)のように2、3の委員を掛け持ちしている人も多い」(事情通)
問題は、会議の開催がタダではないこと。例えば、「教育再生会議」は現在17人の委員がいて、彼らに日当と旅費が支給されている。
「日当を辞退される委員もおりますが、1人1会合につき約2万円の“謝費”が支払われます。東京都以外の人には電車代、必要に応じてホテル代も支給されます」(内閣官房・教育再生会議担当室)
委員の報酬は、「一般職の職員に関する法律」で定められ、1日3万5300円(特別の場合は10万円)を超えない範囲で支給する規定がある。
「70の会議に平均10人の委員がいるとして、10回会合を開けば、日当だけで約2億5000万円の出費です。旅費や宿泊代を含めれば、5億円近いはず」(官邸事情通)
安倍首相が突然辞任したせいで、ロクな答申も出せずに解散の可能性もある。安倍晋太郎は25億円も残して亡くなったそうだから、しっかり返してもらいたい。
【2007年9月21日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3318007/