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□阿久悠氏が残した莫大な遺産と気になる遺族 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3265705/
阿久悠氏が残した莫大な遺産と気になる遺族
2007年08月11日10時00分
今月1日に亡くなった作詞家の阿久悠(享年70)を偲ぶ声が止まらない。密葬が営まれた後も、各界から連日のように追悼コメントが相次いでいる。
そんな芸能史の一時代を築いた偉大な作詞家だった阿久だが、プライベートについてはベールに包まれている。
阿久は生涯で5000曲以上の作詞を手掛け、レコードやCDの総売上枚数は7000万枚近い。その稼ぎは莫大だ。
「阿久さんは“歌詞印税”だけで年間数億円を稼いでいました。トップクラスの作詞家にはJASRACから年間3億円近い印税が支払われていますが、ヒット曲だらけの阿久さんは別格で、トップクラスを軽く上回っているといわれています。高額納税者番付でも常連。05年は1億9000万円、04年は2億3100万円の収入がありました。静岡にある自宅や都内の仕事用マンションなどを含めると、総資産は100億円という声まであがるほどです」(音楽関係者)
そんな“遺産”を受け取る家族はどうなっているのか。
阿久には喪主をつとめた妻の深田雄子さんと、ひとり息子の深田太郎さんがいる。
60代前半の雄子さんは、広告代理店に勤務していた阿久と1964年に職場結婚した。雄子さんの妹は数年前に亡くなるまで阿久の秘書をやっていたというから、阿久は妻の家族も面倒みていたことになる。
現在、40代前半の太郎さんは作曲家兼ミュージシャンとして活動している。作曲家として、椎名へきるや坂井真紀などに楽曲を提供したり、父の阿久と一緒に本田美奈子の曲を手掛けたこともあったが、これまでヒット曲には恵まれていない。
ミュージシャンとしても、いまひとつパッとしない。いくつものバンドを転々とし、現在は「ラットパトロール」というインディーズバンドのギタリストを務めている。
「父親の名前があってもなかなか成功できない状態で、音楽業界では“不肖の息子”という人もいます。今年は3月から月1回ペースで開催されているライブショー『阿久悠を唄う』に出演している。さまざまな分野のミュージシャンが集まって、阿久さんのポップス調の曲を中心に演奏するライブに個人で参加してます。会場はスタンディングで150人規模のライブハウスだからそれほどの稼ぎにはならないでしょうが、太郎さんにとっては重要な音楽活動なのでしょう」(マスコミ関係者)
9月10日に都内で送る会が開かれる。
【2007年8月8日掲載】