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□テレビ局の予算削減で放送作家・リサーチャー悲鳴 [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/2007/08/6322.php
テレビ局の予算削減で放送作家・リサーチャー悲鳴
8月07日 17時08分
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テレビの制作現場から「これは昔と変わった!」と声が出てくるのが「制作費の削減」だ。
視聴率は全国で測定されているが、東京での視聴率しか見ないスポンサー企業は、低いことに対して「テレビはもう見られていない」と判断し、番組と番組の間に流すスポットCMを減らす。つまり、テレビ局の財源である広告収入が減る。
するとどうなるか?
スケールの大きな番組を作ろうとすると、予算がないからと無難なものに流れがちになる。またタレントの寄せ集めの番組しか作れなくなる。さらにギャラの安さは、現場の士気にも関わってくる。中堅の放送作家はこう嘆く。
「僕含めて5人の作家がローテーションで番組を回しているんですが、この4月から、自分が担当した回しかギャラがもらえなくなっちゃったんですよ」
作家は主に、放送されたある1週を1本として、1本5万円×1カ月4週=月に20万円もらえる仕組みになっている。それは、自分が台本まで担当した、しないに関わらず、もらえていたという。
しかし彼曰く、会議には毎週出席し、発言したりネタを出してきても、自分が台本作成に関わったたった1週の放送回分しか報酬が出なくなってしまったのだという。
さらに情報番組全盛の今、リサーチ会社もしくはリサーチャーの活躍は無くてはならないものである。だが、ここにも制作費の削減の波が押し寄せているという。
「リサーチャーさんは調べるだけでも大変だとは思いますが、番組によっては採用されたネタの分しかギャラがもらえないんです。リサーチ会社に入っているなら、そこで領収書を落とせるかもしれませんが、個人的に任されてリサーチをやっている人は、自分でその調査代を出している、なんていう話も聞きます(前出の中堅作家)」
テレビ関係者といえば、経費使いまくりでガハハハ、のイメージがあるが、それも今は昔といった感じのようだ。