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□「金八先生」また復活…原作者、GOサインのワケ [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_08/g2007080314.html
「金八先生」また復活…原作者、GOサインのワケ
前回、TBSと“確執”降板
TBS系の国民的ドラマ「3年B組金八先生」の最新作となる第8シリーズが10月からスタートすることが決まった。金八ファンには朗報だが、気になるのは、前シリーズの途中で番組を降板した原作者兼脚本家の小山内美江子氏(77)。局側との“確執”はどうなったのか。
3B担任の金八(武田鉄矢)、保健室の本田先生(高畑淳子)らと再会できる新シリーズは木曜午後9時枠で放送予定。
プロデューサーは、1979年の初回から小山内氏とコンビを組んできた柳井満氏(72)、脚本は前シリーズ後半から担当する清水有生氏(53)が引き継ぐ見込みで、今後、生徒役オーディションも行う。
小山内氏は2004年に乳がんが発覚。前シリーズ放送中の05年1月に降板した際は「病気のために、後は別の人に託しました」というメッセージを発表したが、今年の「週刊文春」3月1日号で衝撃告白をしていた。
病気は仕事に支障はなく、局側が強引に引き継ぎを進めたと主張。降板後の前シリーズ11話以降の、中学生の薬物使用の描写などが≪非現実的≫だと不満をぶちまけ、シリーズ再開についても、≪もうやらないほうがいい≫と提言したのだ。
降板後、局側と≪番組を作る場合は原作者の了承を得ること。ただし、原作者は特段の不利益がない場合は了承する≫との合意書を交わしたという小山内氏。なぜ、再開にゴーサインを出したのか。本人を直撃した。
「企画書を読んで了承しました。放送にあたって、特に条件は出してません。でも、前のシリーズの後半みたいなのは、もちろんイヤよ」
再開に向け、TBSは昨年秋から小山内氏と交渉。熱意が実ったようだが、小山内氏自らペンをとる気はなかったのか。
「現代の中学生の事件の大きさを考えると、ビビってしまうのね。別の話なら、シナリオ作家協会の若手と組んでやってみたい」
小山内氏はカンボジア各地に校舎を建設、補修するNPO法人「JHP・学校をつくる会」の代表理事を務め、今月10日には現地へ出発する。「金八」にかかわっている余裕はなさそうだ。
ところで、小山内氏が酷評した前シリーズだが、後半の18・19話は05年度民放連賞を受賞。柳井、清水両氏が武田、高畑と組んだ今年春の連ドラ「夫婦道」も高い評価を得ている。
新しい「金八」をどう見るかは視聴者しだい。“合格点”をもらえるか。
ZAKZAK 2007/08/03