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□暴れ猿の目前で“犬猿”披露…飼育法めぐり2職員が大ゲンカ [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000911-san-soci
暴れ猿の目前で“犬猿”披露…飼育法めぐり2職員が大ゲンカ
7月25日12時13分配信 産経新聞
獣害対策として野生の暴れザルの捕獲・飼育事業を続けている大津市で今月中旬、サルの飼育方法をめぐって担当の男性職員2人がつかみ合いのけんかをし、市が2人の処分などを検討していることが25日、分かった。
市によると、けんかをしたのは男性職員(51)と部下の男性臨時職員(71)。今月18日朝、サルを飼育している市営放牧場の事務所で口論となり、つかみ合いを始めたため、周囲の職員が止めたという。2人にけがはなかった。
臨時職員は今春採用され、京都市の動物園で飼育に関する研修を受け、「野生ザルは愛玩(あいがん)用ではない。一定の線は引く」として、餌を制限するなど厳しい飼育法をとった。
これに対し、上司の職員は「空腹ではサルのストレスがたまる」と残飯を与えるなどしていた。
2人はいずれもサルの飼育経験はなかった。市に対し2人は「日ごろの相手への不満が爆発した」と話している。
市は職員を停職10〜40日に、臨時職員を期限の9月末で契約打ち切りとすることを検討、今月中に正式決定する。市幹部は「暴力は絶対だめ。けんか両成敗で処分などの措置をとることにした」と話した。
市は1月から、被害対策と動物愛護を兼ねて野生ザルを捕獲・飼育しているが、飼育の専門家を置かず、サルを狭いおりに閉じこめるなどの方法に動物愛護団体などから「虐待だ」との批判が出ている。
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最終更新:7月25日14時19分