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前知事実弟に受注要請、水谷元会長が証言・福島ダム汚職公判【日本経済新聞】
福島県発注のダム工事を巡る汚職事件で、収賄罪に問われた前知事、佐藤栄佐久被告(68)と実弟、祐二被告(64)の公判が12日、東京地裁(山口雅高裁判長)であった。贈賄側(時効成立)の水谷建設元会長、水谷功被告(62)=法人税法違反罪で一審実刑、控訴=が証人出廷し、前知事側へのダム受注依頼を認める証言をした。
元会長は「1999年ごろ、前田建設工業の元副会長が祐二被告に『前のダム工事が終わって数年になる。次のダム工事をお願いしたい』と依頼した」と証言。同年春ごろ、元県土木部長や業界仕切り役の鹿島東北支店幹部との会合後、「鹿島幹部から『天の声があり、木戸ダムは前田建設に決まった』と聞いた」とも述べた。
落札後、前田建設元副会長から祐二被告の会社の土地購入を要請されたといい、「『買ってくれないと祐二被告との約束を守れなくなる』と言われた。木戸ダム受注を依頼したときの約束だと思った」と証言した。(14:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070712AT1G1202212072007.html