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アジア杯 初戦ドロー オシム喝【東京新聞】
2007年7月10日 夕刊
老将には相当に不満が募った初戦だったようだ。9日、サッカーのアジア・カップ1次リーグB組のカタール戦で日本は終盤に失点して引き分けスタート。試合を支配しながら勝ち切れない展開に、控室でオシム監督は怒りをぶちまけたという。通訳は泣きだし、まともに監督の言葉を訳せなかったようだ。
「おまえたちはアマチュア。おれは死ぬ気でこの試合にかけていたが、おまえたちはそこまでいってない」「ボクシングで言えば3階級の実力差を見せつけた。6−1で勝ってもおかしくない試合だった」。身ぶり手ぶりを交え、ふがいない結果に激高した。
最近は準備不足を理由に、戦う前から負ける言い訳を並べている印象すらあったが、内に秘めた闘志は並大抵ではない。その熱意を意図的に示し、選手をしかりつけることで危機感と意欲、逆境での反発力を引き出すオシム一流の手法という見方もできる。
千葉でも指導を受けた山岸は「監督は厳しい条件を乗り越える気持ちを持てと話している。それに応えないといけない」と話す。指揮官の激しい闘志を目の当たりにした23人の選手たちに、何かが芽生えるだろうか。 (ハノイ・共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2007071002031249.html