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□フィーバー婚、予約殺到 2007年7月7日 [フジサンケイ・ビジネスアイ]
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707050041a.nwc
フィーバー婚、予約殺到 2007年7月7日
旅行、小売業も便乗
FujiSankei Business i. 2007/7/5 TrackBack( 0 )
日本や米国など世界各国のブライダル関連産業が今週末、空前のにぎわいを見せる。ラッキーナンバーの「7」が3つ重なる2007年7月7日に挙式すれば幸福になれるとして、挙式の予約が殺到したためだ。ホテルや旅行会社だけでなく、米国では小売業界が便乗キャンペーンを展開するなど大フィーバーしている。
★ベガス挙式10倍
米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると7日は「今世紀最高の幸運日」とされ、式場のホテルやケータリング(料理配送)会社、生花店、ケーキ職人などに大量の注文が舞い込んでいる。ハネムーン先として人気のラスベガス(ネバダ州)では同日、約3000組の挙式が予定され、同地の有名式場、リトルホワイト・ウエディング・チャペルの予約は通常の10倍の約700人に達した。
市内のホテルは宿泊パック料金7777ドル、7層のケーキなど7づくしで客を迎え、カジノは「挙式してジャックポット(スロットマシンの大当たり)を当てよう」とのキャッチコピーを掲げる。実際に花嫁同伴で乗り込むギャンブラーもいるという。
ニューヨーク・タイムズ紙によると「777フィーバー」はブライダル関連業界にとどまらず、ブームに便乗して話題作りを狙う企業も相次いでいる。
小売り世界最大手ウォルマート・ストアーズはウエディングドレス・コンテストで優勝した7組のカップルに、7日に7店舗で5000ドル(約60万円)相当の式を挙げてもらうキャンペーンを展開。大手ファストフード・チェーンのタコベルも「自分と結婚すれば幸せになれる7つの理由」を募集。入選者のプロポーズの言葉を同日の大リーグのテレビ中継でホームベース背後の広告に映し出す計画だ。
★七夕と相乗効果
日本でも例年、七夕婚は人気があるが、今年は「777と土曜日が重なり人気が加速した。昨年末から同日の挙式についての問い合わせがあった」(結婚情報誌シティウエディングの相沢裕之編集長)という。結婚式場は「挙式と披露宴の件数が昨年の5倍に達した目黒雅叙園(東京都目黒区)をはじめ、どこも盛況」(結婚式サービス大手、ワタベウェディング)。椿山荘(同文京区)は「7日はものすごい人気で早い時期に満室になった。中には1年前の予約もあった」と説明する。
7日前後のハネムーン需要も膨らんでいる。JTBは「新婚旅行かどうかは把握していない」としたうえで「7月中に海外旅行に出かける予約数は8、9日出発便が最多」としている。7日に国内で挙式し翌日、翌々日にハネムーンに出かけるカップルが多いとみられる。ジャルパックによると、8、9両日のグアム、ハワイ便の新婚旅行客は「前年に比べ2倍」という。