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□1・2・3・詐欺ダァー?アントニオ猪木の興行大混乱 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_06/g2007062805.html
1・2・3・詐欺ダァー?アントニオ猪木の興行大混乱
アントニオ猪木氏が久々に主催する29日のプロレス大会が大混迷状態に陥っている。唯一発表されていたメーンの対戦カードが大会直前で白紙となり、すべてのカードが当日発表となりそうで、一部のファンからは「詐欺じゃないか?」といった批判が噴出。プロレス業界関係者も「大会は最終的に中止になるのでは」「どうやってこの異常事態を収拾するのか」と囁いている。
注目の大会は、猪木氏が代表を務めるIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)が両国国技館で開催する「闘今 BOM−BA−YE」。メーンのブロック・レスナーVsカート・アングル戦だけが正式な対戦カードとして発表され、残りのカードは未定だった。
今週になってIGFのホームページからレスナーVsアングル戦まで突然消去され、全試合が当日発表になりそうな異常な事態に。メーンイベントを目的にチケットを購入したファンの一部は「これで試合がなくなったら詐欺じゃないか?」と批判しているのだ。
また、ある業界関係者は28日の段階で「参加予定が明らかな選手は13人だけ。これではタッグマッチが3試合しか組めない。どうするつもりなのか?」と語り、あるエピソードを打ち明ける。
「実はIGFは先週末になってハッスルに2人の外国人選手を貸してくれと申し入れた。ところがギャラの交渉がまとまる前にIGFがそれを対外的に発表しようと動いたのでハッスル側は一旦貸し出しを断った。結局、相場よりも高いギャラをIGFが飲んでようやく出場が決まり計13人になったんですよ」
さらに、ある弱小団体の幹部も「IGFは先週になって、うちにまで選手を貸してくれと言ってきた。ほかで断られて、どうしようもなかったのだろう」とあきれる。
同大会に出場予定の小川直也まで、25日に対戦カードが決まらぬ事態に「IGFのIは『いいかげん』かもしれない」と批判。業界関係者は「小川発言は普通ならばプロレス特有のあおりと思うけど、今回は本気で怒っている」と苦笑する。
そんな周囲の批判に対して、猪木氏本人は「予定通りでは面白くない。非常識の批判はあるが、その方が面白い。見たくない奴は来るな」と開き直っているようだ。
改めてIGFに確認をすると、「対戦カードを白紙にしたのは当日までファンの皆様に色々と予想して楽しんでいただき、当日により驚いてもらおうということ」と説明した。しかし、チケットの売れ行きには響くはずだが、IGFは「当日に少し当日券を出すほかは8、9割はすでに売れています」と話す。
元新日本プロレス社長の草間政一氏は「猪木さんはかねてから大会の3カ月前にいいカードを発表すればチケットは売れると周囲に力説していた。今回の動きはあまりにもいい加減。とてもチケットが売れているとは思えないが…」と語る。
プロレス人気が極度に低迷している時代に、猪木氏は本当に1万人以上も収容できる両国国技館を観客で埋めて、まともなイベントができるのか。29日は、猪木氏の“実力”が再評価される興行となりそうだ。
ZAKZAK 2007/06/28