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□アイドルの敬称“クン”付けは社訓ですか? [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/2007/06/5412.php
アイドルの敬称“クン”付けは社訓ですか?
6月27日 09時55分
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アメーバニュースでアイドルをとりあげる時に敬称に“クン”付けをする事がしばしばある。しかし、“クン”付けに違和感を感じるユーザーから「個人的に「クン」呼びが気持ち悪い」「というより「クン」付けは社訓ですか?」などかなりコメントをいただいているので取材してみた。
大辞林には、くん【君】は「友達や目下の人の姓や名、または姓名などに付けて、親しみや軽い敬意を表す。主に男性の用いる語」と記されている。
では、男性誌でよく目にするカタカナの“クン”は、いつ頃から使われているのだろうか?
調べてみると、1984年に創刊した雑誌『FRIDAY』、1986年に創刊した『FLASH』はすでに創刊当初から“クン”の敬称が使われている。『FLASH』の編集者によると「クン、サンなどは、記者、デスクの感覚でやっており、厳密な指定はないですね。既婚未婚、30代すぎているか、みたいなことは一つの基準にはなっているようですが。別にガイドラインはありません」と現在も使用されている。『夕刊フジ』の記者は「なんとなく」とその基準は意外に曖昧のようだ。
1964年に創刊した週刊誌『平凡パンチ』(1988年休刊)では創刊号の加賀まりこさんの記事で「加賀君」と漢字の“君”が敬称として使われている。当時の定価は60円。カタカナの“クン”は1967年7月31日号の「あるカバー・ガールのセックス意識」という企画で当時24歳で『11PM』のカバー・ガールだった五十嵐勝美さんへのインタビューページで目にすることができる。
<〜〜シリーズの二回目は、『11PM』(日本テレビ)のカバー・ガール、五十嵐勝美クン。外人なみのスタイルと、ノーブルな顔立ち。パンチ野郎にとっては〜〜>
「パンチ野郎のエッチな100の質問」に1問1答で答えている。第1問が「はじめての生理は?」から始まって、第98問が「性感帯はどこ?」など、かなり過激な質問がされているページだ。ちなみに、このシリーズの第一回は「あるファッション・モデルのセックス意識」というタイトルでファッション・モデルの麻生れい子さんへの100の質問がされているが、“クン”の敬称は使われていない。
第二回以降、このコーナーを中心に「クン」の敬称が使われているが、1968年になるとグラビアなどでも使用されるている。
元平凡パンチ編集者によると「敬称にカタカナを使ったのはパンチが最初です。当時、偉い人に対しても“サン”“センセイ”とカタカナで敬称をつけていて、その流れで、アイドルにもカタカナで“クン”をつけていたのではないでしょうか。権威にこびないというパンチなりの試みがあった」と語る。
当時、『平凡パンチ』と人気を二分した『週刊プレイボーイ』(1966年創刊)では1968年4月23日号の「プレイメイトの日記」のところで“クン”の敬称が確認できる。また、5月7日号の青木エミさんのグラビアのところで“くん”の敬称が使われており、この号以降でも使用されている。「週刊プレイボーイ」ではアイドルの敬称にひらがなの“くん”を用いていたようだ(現在の週プレではアイドルの敬称は“ちゃん”になっている)。
このように40年近く、使用され、親しまれている、アイドルの敬称“クン”。それでも、やはり、キモイですかね? 別にこだわっているわけでもないし、社訓でもないのですが。