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□珍現象続出…カズゴール“消えた” [デイリースポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000017-dal-socc
珍現象続出…カズゴール“消えた”
6月16日10時43分配信 デイリースポーツ
日本サッカー協会は15日、過去の日本代表試合の認定基準を統一し、日本代表の出場記録などを改めたことを発表した。日本代表チームデータベース検討委員会(委員長=小倉純二日本協会副会長)が3月から検証を重ねた結果、国、地域の代表同士が戦う国際Aマッチとして、戦前の14試合を含む20試合が新たに認定、3試合が取り消されたことで、三浦知良(40)=横浜FC=のAマッチ歴代2位の得点数が56から55に、同じく出場数も91から89に減った。逆に釜本邦茂・日本協会副会長の歴代1位の得点数が73から75に増えるなど珍現象が続出した。
野球に例えるなら、王貞治氏の通算本塁打数が868ではなく865、金田正一氏の通算勝利数が400ではなく399になったようなものだ。カズの得点数や、歴代1位の井原正巳氏の出場数が減り、釜本氏の得点数が増える-日本代表チームデータベース検討委員会からこの日、衝撃の結果が公表された。
03年12月にオープンした日本サッカーミュージアム内の資料を充実させる目的などから、今年3月に検討委員会が立ち上がった。国・地域のA代表同士が戦う国際Aマッチのとらえ方などで、過去の試合を精査した。
香港や台湾に問い合わせをしながら認定を進めたが、中でも、驚きの事実は97年2月11、16日のルーマニア戦。同国の本来のA代表は別の場所で試合をしていたことが発覚し、日本が戦ったのは選抜チームだった。
これにより、同年2月11日の試合でゴールを決めたカズの得点数と出場数は減り、同16日の試合に出ていた井原氏も減る羽目に。逆に、新たに認定された65年3月14日の香港戦と、71年7月28日のデンマーク戦で得点を挙げた釜本副会長は増えた。
これまで、通算101試合出場とされていたGK川口(磐田)も影響を受けた。今年3月24日のペルー戦で100試合の表彰を受けたが、16日のルーマニア戦に出ていたため、5日のコロンビア戦が100試合目扱い。とはいえ、関係者からの通達には「そうですか」と、特に気に留めていなかったという。
小倉純二委員長は「日本がAマッチと思っていて、相手が思っていなかったものなどもある。これをもって公式記録として取り扱う」と宣言。1921年に創立された日本協会の歴史をひもとく中で、また一つ新たな“記録”が生まれた。
最終更新:6月16日10時43分
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□ゴール&出場数が消えた…日本協会の代表戦検証で記録訂正 [サンケイスポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000025-sanspo-spo
ゴール&出場数が消えた…日本協会の代表戦検証で記録訂正
6月16日8時1分配信 サンケイスポーツ
日本サッカー協会は15日、「日本代表チームデータベース検討委員会」による過去の日本代表試合の精査・検証結果を発表。国際Aマッチ認定が変更された関係で、代表選手の記録が一部変更された。Aマッチ出場数1位の井原正巳・現U−22代表コーチ(39)の出場数は123から122に減少。またFW三浦知良(40)=横浜FC=は代表通算91試合56得点から、89試合55得点となった。
カズや岡野のゴールが消え、井原や川口の出場数も減…。不思議な現象が起きることになった。
日本協会では今年3月に「日本代表チームデータベース検討委員会」を立ち上げ、過去の代表戦を精査。戦前の記録なども洗い直した。その結果、新たに日本代表の史上第1戦となる1923年5月23日のフィリピン代表戦(大阪市立)など戦前の14試合を中心に、新たに20試合を国際Aマッチと認定。一方で、3試合が国際Aマッチ認定を取り消された。
うち2戦は97年2月にバンコクで開催されたキングス杯のルーマニア戦2試合。開催国のタイが「ルーマニア代表」と発表していたため日本でも準じてきたが、実は参加していたのはルーマニアの“二軍”。トップチームはタイと別の場所で試合をしていた。そのため日本協会はこれを機会に、65年3月11日の香港戦とともにAマッチ認定を取り消した。
当然、選手の出場記録も幻となる。ルーマニアとの初戦で得点していたカズの通算ゴールは56から55に。岡野や黒崎の得点も消えた。また井原の持つ日本最多記録Aマッチ出場数は123から122に減少。この日U−22代表のスタッフ会議に出ていた井原コーチは「ひとつ減ったことは残念ですが、終わったことなので…」と苦笑いした。
逆に釜本・現日本協会副会長らゴール数が増加した選手も。大事な記録だけに悲喜こもごも? の変更続出となった。
最終更新:6月16日8時1分
□井原氏Aマッチ1試合減っちゃった [スポーツニッポン]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000010-spn-spo
井原氏Aマッチ1試合減っちゃった
6月16日6時5分配信 スポーツニッポン
日本協会は、過去の代表戦を精査した結果、第2次大戦前の14試合など20試合を新たにAマッチと認定し、一方で相手が選抜チームだったことが判明した3試合をAマッチから外したと発表した。
その結果、歴代トップの出場記録を誇るU―22日本代表の井原コーチは1試合減って122試合。本人は「記録だからしようがない」としながらも「123は並びがよくて記念グッズをつくったこともある」と苦笑いした。また、3月のペルー戦で100試合目の記念の花束をもらったGK川口(磐田)も、大台を達成したのは5日のキリン杯コロンビア戦になる。
通算得点も釜本氏が2増え、三浦知良(横浜FC)が1減るなどした。Aマッチは過去517試合行われ、237勝101分け179敗。なお、オシム監督は歴代23人目の日本代表指揮官となる。
最終更新:6月16日6時5分
□【日本代表チームデータベース検討委員会】日本代表戦の検証と認定結果
http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/news/070615_06.html
【日本代表チームデータベース検討委員会】日本代表戦の検証と認定結果(07.06.15)
(財)日本サッカー協会は今年3月、「日本代表チームデータベース検討委員会」を立ち上げ、過去の日本代表試合を精査・検証してまいりました。
その結果、下記の日本代表試合について取り扱いを変更し、またなでしこジャパンや各カテゴリーの日本代表試合の認定基準などを統一いたしました。
◇日本代表
■新たに国際Aマッチと認定した試合
[1] 1923年 5月23日 対 フィリピン代表
[2] 1923年 5月24日 対 中華民国代表
[3] 1925年 5月17日 対 フィリピン代表
[4] 1925年 5月20日 対 中華民国代表
[5] 1927年 8月27日 対 中華民国代表
[6] 1927年 8月29日 対 フィリピン代表
[7] 1930年 5月25日 対 フィリピン代表
[8] 1930年 5月30日 対 中華民国代表
[9] 1934年 5月13日 対 オランダ領東インド代表
[10] 1934年 5月16日 対 フィリピン代表
[11] 1934年 5月20日 対 中華民国代表
[12] 1936年 8月 4日 対 スウェーデン代表 ※ベルリンオリンピック
[13] 1936年 8月 7日 対 イタリア代表 ※ベルリンオリンピック
[14] 1940年 6月15日 対 フィリピン代表
[15] 1955年 1月 2日 対 ビルマ代表(保健大臣チーム)
[16] 1955年 1月 5日 対 ビルマ代表(体協会長チーム)
[17] 1955年 1月 8日 対 ビルマ代表(アマチュア協会選抜)
[18] 1958年12月25日 対 香港代表(香港選抜)
[19] 1965年 3月14日 対 香港代表(香港リーグ選抜)
[20] 1971年 7月28日 対 デンマーク代表(デンマークオリンピック代表)
■国際Aマッチ認定を取り消し、代表試合(国際Aマッチではない)とした試合
[1] 1965年 3月11日 対 香港 ※今後は「香港選抜」として表記
[2] 1997年 2月11日 対 ルーマニア代表 ※今後は「ルーマニア選抜」として表記
[3] 1997年 2月16日 対 ルーマニア代表 ※今後は「ルーマニア選抜」として表記
■代表試合(国際Aマッチではない)として追加した試合
[1] 1959年 8月 8日 対 在日朝鮮選抜
[2] 1980年12月14日 対 日本代表シニア
■代表試合認定を取り消した試合
[1] 1982年 7月 4日 対 シチェス(スペイン)
[2] 1982年 7月 9日 対 ラカバ(スペイン)
[3] 1998年 2月17日 対 南オーストラリア州選抜
以上の結果、2007年6月5日のコロンビア代表戦までの日本代表試合(全試合)および国際Aマッチ試合数
は下記の通りとなります。
・日本代表試合(全試合) 1017試合
・日本代表国際Aマッチ 517試合
◇日本女子代表チーム(なでしこジャパン)
男子代表と同様に取り扱う。
◇U-23/U-20/U-17/女子年代別チーム
その他のカテゴリーについては男女とも、FIFA、AFC主催試合、オリンピック、アジア競技大会の大会
(各予選を含む)(=公式試合)のみを認定の対象とする。
<日本代表チームデータベース検討委員会>
【目的】
これまで行われた日本代表試合を精査し、開催日、開催場所、メンバー、得点者等の確定を行い、デ
ータベース化を行う。
【メンバー】
委員長: 小倉 純二(JFA副会長)
委員: 大住 良之
後藤 健生
名取 裕樹(共同通信社)
潮 智史(朝日新聞社)
岡田 武夫(東アジアサッカー連盟)