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□エイベックス配給「クィーン」に群がる中高年たち [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3183471/
エイベックス配給「クィーン」に群がる中高年たち
2007年06月01日10時00分
音楽産業の雄「エイベックス」が配給している外国映画が異例のヒットを記録している。それも若者にではなく、中高年の男女に受けているというから、ちょっとしたニュースだ。
この映画は主演のヘレン・ミレンがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことで注目を集めた「クィーン」。単館系の公開で、メーン館のシャンテシネ1では平日に1000人以上も動員するなど今も大入り状況が続いている。
「この映画は10年前のダイアナ妃の事故死がテーマですが、真相をスキャンダラスに描いたものではありません。中心になっているのは事件について沈黙を続けるエリザベス女王とそれに失望した国民の反発で、先ごろ、退任を表明したブレア首相が女王の苦悩を国民に理解させるために腐心する話です。ロイヤルファミリーを丁寧に描いた内容が中高年に受けているのでしょう」(映画記者)
4月14日に公開されるや、口コミで評判が広がり、ロングラン上映の可能性もある。興収は小規模の公開としては大健闘といえる5億円程度になるといわれている。
エイベックスは音楽事業に加え、最近は映画事業に力を入れている。そんな中で「クィーン」は単独で買い付けし、配給した最初の作品だ。「蒼き狼」など大作の製作で失敗しているだけに久々の朗報といえる。
【2007年5月29日掲載】