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(回答先: 高校駅伝留学生1区を走れない 文科省関係者の意見 [アメーバニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 24 日 12:40:46)
□高校駅伝 最長1区問題 高体連の苦渋の決定に賛否両論 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070523-00000025-maip-spo
高校駅伝 最長1区問題 高体連の苦渋の決定に賛否両論
5月23日16時58分配信 毎日新聞
師走の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝で、最も長距離の1区に、外国人留学生を起用できないことになった。留学生でレースが決まるケースが増えて「面白くない」「留学生だからといって区別はできない」と起用に賛否が分かれる中、全国高等学校体育連盟(高体連)が22日に下した苦渋の決定。全国のチームからはさまざまな声が上がった。
仙台育英(仙台市)は92年にケニア人留学生の受け入れを始め、93年の全国大会で男女初優勝、03年からは男子が史上2校目となる3年連続優勝を達成。1区の大半は留学生が走り、区間賞を12回獲得している。渡辺高夫監督は「決定には従うが、生徒(留学生)を国籍で区別することになり、教育上問題がないか疑問。アフリカの選手も日本で成長し、日本人も留学生と練習して力を高めている。高体連は議論を煮詰めて決めてほしかった」。
男子留学生のポール・クイラ選手(2年)は「1区を走ったケニア人の先輩はあこがれ。少し残念」と話した。
昨年の都大路で男女ともケニア人留学生が1区を走った青森山田(青森市)。同校の二階堂勉・男子監督は仙台育英の元監督で、当時から積極的にケニア人を起用。「日本人選手を育てていく意味でよいのではないか」と述べたが、大島健治・女子監督は「チーム作りにかなりの影響が出る」と話す。
男女のケニア人留学生が昨年の都大路で1区を走った山梨学院大付属(甲府市)の渡辺繁生監督は、「日本人が外国で活躍する中、国籍だけで判断していいのか」と疑問を呈す。
外国人選手を擁して前回の都大路で男子優勝、前々回は2位の世羅(広島県世羅町)の岩本真弥監督は「ウチは当該校なので言いにくいが、海外からの留学生を制限するなら、県外留学生も制限しないと同じだと思う」と述べた。
◇埼玉栄高は「もっと早く決めるべきだった」
留学生のいない埼玉栄(さいたま市)は全国大会に男子で13年連続27回出場し、12位だった昨年は1区で日本人トップの5位でタスキをつないだ。徳田博道監督は「1区から勝負できるという点では歓迎。もっと早く決めるべきだった」。昨年、7区を走った市塚遊主将(3年)は「留学生が飛び出さなければ、自分たちのペースで走るチャンスもできてくる。でも、『日本人はケニア人に勝てない』と決めつけられたようで悔しい」と複雑な表情を浮かべた。
大牟田(福岡県大牟田市)は留学生選手を起用せずに都大路で優勝5回、準優勝8回を誇る古豪。赤池健監督は「留学生が1区から独走する展開が減り、中盤から終盤に盛り上がるようになるかもしれないが、1区を走れないのであれば、3区などの準エース区間に回せばいいだけのこと。今後も留学生を擁するチームが都大路では活躍し続けることに変わりはないはず」と話した。
女子の鹿児島県代表として、11年連続14回の出場を果たしている神村学園(いちき串木野市)の有川哲蔵監督は「うちは日本人選手だけで、しかも主に県内の生徒。地元の選手を地道に育てていくのが本来のあり方」と述べた。
最終更新:5月23日16時58分