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□春一番、猪木の御加護で闘病生活から復帰!? [サイゾー]
http://news.livedoor.com/article/detail/3164859/
春一番、猪木の御加護で闘病生活から復帰!?
2007年05月17日00時01分
アントニオ猪木の物まね芸は世にあまたあれど、猪木氏本人が公認する芸人は、春一番ただひとりだ。その彼が2005年、人知れず入院生活を送っていたことをご存じだろうか? 一時は危篤状態にまで陥った彼を三途の川から呼び戻してくれたのは、ほかでもない猪木氏であった。退院から1年3カ月。春一番は、自身の奇跡の復活を、その名も『元気です!!!』(幻冬舎)という著書にしたためた。これは単なる闘病記ではない。猪木氏に憧れた少年時代から、猪木氏公認芸人になるまでの半生がつづられており、一言一句から、彼への深い愛がこれでもかと伝わってくる、なんとも感動的な一冊なのだ!
「感動的だなんて、そんな……チンポとか、卑猥な言葉ばかり出てきてるんですが(笑)。下ネタ満載の部分と、『命が助かった!』という部分のギャップも、この本の読みどころです。そもそも病気の原因がどうしようもなくて、何年も前に『お笑いウルトラクイズ』で、カレー粉まみれになったことから皮膚病になって……その薬の副作用で、今度は全身が衰弱してしまったことが発端なんです」
腎不全から肺膿瘍、さらには肺気胸まで併発。3度の手術を経ても容体はよくならず、医師も見放した。「会わせたい人がいたら呼んでください」。そう宣告された奥様は、真っ先に猪木氏のマネージャーに電話をしたという。もちろん、忙しい猪木氏に実際に来てもらえるとは思っていなかった。しかし翌日、猪木氏は病室に現れた。
「ICUにいる間はずっと頭がもうろうとしていたのに、猪木さんが来たときのことだけは、はっきりと覚えているんです。猪木さんに『おい、春さん、可愛い看護婦さんはいたかい?』って聞かれて、『11階にいましたけど』って答えたら『そうか、11人もいるのか』だって……。かみ合わない会話をしました(笑)」
突然の訪問はまさに特効薬だった。その日を境に病状はみるみる回復していったのだ。
「退院してから、猪木さんとお会いする回数が増えたんですが、会うたびに元気になるんです!」
自分にとって絶対的なヒーローがいる幸せを今、春一番はかみしめている。
(瀬戸山美咲)
『元気です!!!』
著者/春一番 発行/幻冬舎 価格/1365円(税込)
「猪木さんへの感謝の一冊です。あと、周りの奴らは俺が酒の飲み過ぎで入院したと思っているんですが、そうじゃないんだってことも証明したかった(笑)」。バカバカしい日常をつづる中にも感動あり。猪木信者、プロレスファンならずとも一読をお薦めしたい。