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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6972006.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月26日です。私が以前アップした「地球を知る!」に、TKさんから、地球を知る!!・・9 北極の大気循環と北極の海氷というタイトルのコメントが寄せられました。
今回TKさんから寄せられたコメントも、地球温暖化カルト達によるプロパガンダに騙されない為の予備知識となる内容なので、ブログ本文として掲載します。
(以下転載)
地球を知る!!・・9 北極の大気循環と北極の海氷
政治を上げ国をあげて躍起になって「二酸化炭素」を「削減」しようとしてるのにこれほど莫大なリソースをかけてやってるのに、一こうに減らず逆に増えるとはどういうことでしょうかか。
温暖化と関係ないがこれは、そもそも、「二酸化炭素」ではなく、電気の使用を減らすという偽装!などポイントが違うことと。紙と電卓があればできるような、単なる紙上での数値化・ダミーを使って数字合わせをしていていること。
しかも根底に「目標」をオーバーさせ、マネーで解決(排出権取引)ということがあるからではないでしょうか。
二酸化炭素地球温暖化論はそもそも欠陥論で、「温室効果」というのを使った地表への熱が中心で、温室効果ガス以外の「大気」には直接熱がいかないようになってる。矛盾があって、地表と大気の間は熱伝導も対流伝導もないと考えられるもの。
こうしたイメージで、地球の現象をカバーできるのでしょうか?。それによって何かが溶けたり熱波がおきたりはしないないでしょう。(大気に熱が行かなければ気象現象は無い。)
さらに「年間平均気温の世界平均」(測定は困難)が上昇することによって「異常気象」や「気候変動」が起こることになってるのだが、南極でも北極でも嵐もあるということは、「温度上昇」には関係しない、勿論二酸化炭素は関係ないということです。
(「低気圧」という「温度差エネルギー」の塊によるのです。)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c3%cf%b5%e5%b2%b9%c3%c8%b2%bd?kid=20987#p1
太陽から地球に与えられた熱エネルギ‐の約4割は大気や水の循環などの「仕事」に費やされます。これが異常気象を含めて「気象現象」となる。気象現象とは大気の「仕事」であり、地球における熱の偏在を緩和・中和する「熱移動」です。
「熱移動」が起きるためには、「平均気温」ではなく、『温度差』エネルギーが必要です。(熱力学第二法則)⇒特に「寒気」が必要なのです。
そういうわけで、これまで指摘してきたように、何らかのトリックがあって実害はでていないのではないでしょうか。
☆北極の大気循環について・・・・「極渦」と「北極振動」など
大気の大循環特に『偏西風の大蛇行』が気象を支配することを述べた。今回は大気の熱移動のうち、その『偏西風の蛇行』や「北極」に於ける「作氷」や『海氷運動』、『海氷分布』に重大な影響を及ぼすとされる『極渦(きょくうず)』や、『北極振動』など「北極」の大気の循環とその気象に与える影響などについて参考に。
「極渦」 http://kobam.hp.infoseek.co.jp/meteor/polar-vortex.html
南北両半球において年間を通して極の上空に「巨大な“低気圧”が存在」しており、低気圧を中心に「西風」が吹いている。この極を中心とする大気の「低気圧性循環」のことを「極渦」(きょくうず)という。「極渦」は、太陽による日射が無く極上空の気温が低くなる冬季に強まる。
なお、北極の気温、『北極振動』と『偏西風の(大)蛇行』との関係だが、赤道と極の『温度差』が大きくなると「偏西風」は南北に大蛇行するようになる。この蛇行を「偏西風波動」という。つまり『北極振動』は、『偏西風の大蛇行』のトリガーとなり、いずれも異常気象の原因となる。
季節により中緯度高圧帯の範囲は移動するので、偏西風域も移動する。偏西風波動(偏西風の蛇行)は中緯度における《赤道と両極の間の「熱輸送」を担っており、低気圧や高気圧の盛衰を支配》している。
「偏西風の蛇行」が大きくなると「ブロッキング現象」(停滞)が発生し「異常気象」をもたらすことがある。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/kousoutenkizu.htm
・偏西風を監視する
http://www.reigai.affrc.go.jp/zusetu/reikansi/kisyo/westerlies.html
・ブロッキング高気圧と異常天候
http://tohoku.naro.affrc.go.jp/reigai/zusetu/kisyo/block.html
・北極振動
http://wwwoa.ees.hokudai.ac.jp/~yamazaki/papers/kagaku2005.pdf#search='
http://www.hitachi-life.co.jp/ecology/kawara06_23.pdf
・ブロッキング高気圧と異常天候
http://tohoku.naro.affrc.go.jp/reigai/zusetu/kisyo/block.html
☆北極の海氷に影響するもの
極渦の強さは季節内変動や年々変動を伴う。この極渦の強弱は北極振動(AO)や南極振動(AAO。「南方振動」ではない)として知られており、中緯度の天候に大きな影響を与える。具体的には、「極渦」が強まると、ジェット気流(偏西風*)が南下し中緯度への寒気の流れ込みが強まる。(偏西風の大蛇行)
北極の海氷の増減には数年からそれ以上の周期で変動する北極の周囲を巡る西風の強さの変化(北極振動)が影響することが知られており、西風が強まると海氷は減少する傾向があります。
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2005/tp051125.html
自然現象としての北極上空の極渦の変動、極渦の強化(西風の強化)によっても海氷が減少する。実際に、観測されている海氷分布の変動には10年周期のものがあり、特に最近30年に顕著となっている。50年程度の周期も見出されているという。
http://kobam.hp.infoseek.co.jp/meteor/polar-vortex.html
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2005/tp051125.html
・北極振動と相互作用する海氷分布と海洋構造の10年および超1 0年変動
http://wwwoa.ees.hokudai.ac.jp/people/yamazaki/AO-note/Ikeda.pdf#search='
【北極海海氷減少と北極振動が相互に影響しあっていることを発見】
平成13年3月30日 宇宙開発事業団 海洋科学技術センター
宇宙開発事業団(理事長 山之内秀一郎)および海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)の共同プロジェクトである「地球フロンティア研究システム」の国際北極圏研究センター池田元美プログラムディレクターらは、ここ30年間において北極海の海氷面積が増減を繰り返しつつ次第に減少していることと、北極上空の反時計まわり極渦が盛衰(北極振動)しながら次第に強化していることが、相互に影響を与えていることを発見しました。
この成果は、平成13年4月1日発行の学会誌Geophysical Research Lettersに掲載される予定です。
http://www.jaxa.jp/press/nasda/2001/arctic_010330_j.html
(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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