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爆発で生命体のもと誕生 太陽の40倍の超新星(中日新聞)
2008年3月24日 09時19分
太陽の40倍以上の質量を持つ重い星が超新星爆発して最後を迎えた後に、新たな惑星や生命体のもととなる炭素のちりが誕生する様子を東京大などの研究グループが24日までに観測した。
直接観測したのは初めてといい、左近樹東京大助教は「誕生当初は水素とヘリウムしかなかった宇宙が現在のようになったのには、重い星の爆発が重要な役割を果たしている。(今回の成果は)宇宙の化学進化の解明につながる」と話している。
左近助教らは、山形市のアマチュア天文家板垣公一さんが2006年に発見した超新星「2006jc」を、赤外線天文衛星「あかり」やハワイのすばる望遠鏡で半年間にわたり観測。
当初、可視光線の観測で明るかった超新星は2カ月後には暗くなり、赤外線の観測では次第に明るくなった。爆発で誕生した炭素のちり(固体の微粒子)が星の周りを覆っていく様子をとらえたもので、詳細な分析によって、爆発以前に放出されたちりが、さらに遠巻きに存在していることも判明した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008032401000005.html
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