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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008032090125310.html
【社会】
宇宙ブーメラン、戻った 土井さんが発案者に報告
2008年3月20日 12時53分
宇宙滞在中の土井隆雄さんが、微小重力の国際宇宙ステーション内でブーメランを投げる実験をし、地球と同様に手元に戻ったと大阪の実験発案者に報告したことが２０日、分かった。
宇宙航空研究開発機構によると、土井さんは１８日の自由時間に実験。飛び方の詳細は不明だが、狭い船内で飛ばすために工夫した紙製のブーメランは、地上と同様に手元に戻ったという。
宇宙機構を通じて報告を受けた発案者の栂井靖弘さん（３６）＝大阪府大阪狭山市＝は「ブーメランだから戻ってきてほしいと思っていた。貴重な時間を割いて夢をかなえてもらい、驚きと喜びで感無量です」と話した。
栂井さんは２００６年に北海道で開かれたブーメラン国際大会のチャンピオン。宇宙にも興味があり、ほとんど重力のない場所でブーメランがどう飛ぶのか、以前から疑問に思っていたという。
（共同）
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