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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6898226.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月19日です。本日は、2005/12/07に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.158を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.158 2005/12/07 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051207182527000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その22)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第22回目です。
●似非相対主義
前回、しょうもないオヤジ・ギャグの話で終ってしまいましたが、観光と環境が深い関係にあることは事実です。
実際、京都議定書への参加に積極的な国には、観光依存度の高い国が多いのです。
観光は環境の影響を受けるものです。
ですが、観光はまた、環境に影響を及ぼすものでもあるのです。
つまり、観光と環境は、相互に影響を及ぼし合う(相互に影響を受ける)ものなのです。
影響の及び方が一方通行的ということは、まずありません。
一方が他方に影響を及ぼす場合、大抵は、後者が前者にも影響を及ぼすものなのです。
影響の及び方が一方通行的(と近似的にみなして良い状況)になるのは、たとえば物理の問題において、一方が他方に比べて相対的に質量が極端に大きい場合とかだけです。
環境と観光は、そのような関係にはありません。
世の中には、物事を単純に二元論的に、『定義域』的なものと、『値域』的なものとに、単純に分類したがる人達がいるようです。
特にメディアの世界には。
そういうのを「疑似科学」というのですよ。
ちなみに、定義域とか値域というのは、数学の概念です。
具体的にいうと、たとえば y = f(x) という関数があった場合、xが定義域で、yが値域になります。
影響の及び方が、 x → y と、一方通行的になっていますでしょう。
なまじ、そういう知識があるから、あんなお馬鹿な考え方をするのかな?
ま、文マルならやりそうなことです。
f の逆関数(g としましょう)を考えるならば、x = g(y) となって、立場が逆転するのですけれどね。
そういう相対的な考え方(の転換)が、まるで出来ない。
しかも、そういう奴に限って、「相対主義者」を自称する。
困ったもんです。
●マリン・スポーツというレジャー
レジャーも広い意味で観光に含まれるでしょう。
そこで気になってしょうがないのが、マリン・スポーツというレジャーです。
これも、人が集まってくるものでしょう。
しかも、中には、内燃機関を用いるものがある。
ダイビングなんかも、それ自体は内燃機関を用いるわけではありませんが、潜るポイントまで船を利用する場合があり、その船に内燃機関が搭載されている場合がある。
となれば、無視できないでしょう。
昔は問題なかったのですよ。
マリン・スポーツなんて、一部の大金持ちの人達しかやらなかった(できなかった)ですから。
でも、今では、中流以下の人達もやりますでしょう。
つまり、数がドーンと増えてしまった。
そこが問題なわけです。
温暖化のせいで水温が上がっている…とメディアは主張しますが、本当は逆かもしれませんよ。
つまり、水温が上がったせいで気温が温暖化している可能性だってあり得るわけです。
もしそうなら、マリン・スポーツというレジャーも、ちょいとヤバくなってくるでしょう。
ついでに…
マリン・スポーツ(レジャー)と同じくらい気になるものがあります。
それが、漁(いさ)り火漁(りょう)です。
まぁ、漁り火漁自体は昔からあったと思うのですがね。
でも、あんなに派手(大規模)だったのでしょうか?
あれも度が過ぎると水温を上げる原因になるのではないか?と。
●珊瑚で煽る
ここで、マリン・スポーツと関連のある扇動報道の例を挙げてみましょう。
これは、某民放TV局の夕方の報道番組で報じられたものです。
といっても、たまたま、ちらっと見ただけなので、どこの話だったのかは聞き逃してしまったのですがね。(すみません。)
何でも、日本のどこだかの海で、オニヒトデが増えてしまって、美しい珊瑚(礁)が食い荒らされている…のだそうです。
そして、オニヒトデが増えた原因が、水温の上昇にあるとか。
で、ダイバーが直接、オニヒトデを駆除している…という話。
でも、きりがないのだとか。
美しい珊瑚がやられちゃうなんて…と、怒りや恐怖を煽っているわけですね。
典型的な煽情報道です。
もっとも、珊瑚に魅力を感じない人には、全然効果ありませんが…。(笑)
ま、たしかに、水温が上がってることは問題ですけど…
珊瑚って、比較的水温が高い所に棲息するんじゃないの?
それに、大抵の生き物には、天敵が存在するはず。
となれば、オニヒトデに食い荒らされたって、大した問題じゃないじゃない。
そもそも、その海域には、昔から珊瑚が存在したの?
水温上昇のことが問題なら、なぜ珊瑚が棲息するようになった時点で騒ぎ立てなかったの?
な〜んか変。
実は、この地方では、珊瑚を観光資源にしようとしていたのだそうです。
なんだぃ、また観光かよ。
そう、観光に困るから大問題だと騒いでいるのです。
実際、画面には、ガッカリしているダイバーの姿が映し出されていました。
しら〜ァ。
やっぱ、観光問題だった?
●人気生物で煽る
それはともかく、ここで注目すべきなのは、珊瑚のような人気のある生物をネタに世間の怒りや恐怖を煽るという手法です。
汚ね〜。
実は、北海道新聞も、こういう手を使ってます。
こちらは、クリオネですね。(笑)
何でも、二酸化炭素の増加による海洋酸性化により、クリオネがいなくなっちゃう…のだそうです。
それも、日米の研究者がそう言っているのだそうです。
おやおや、米帝の研究者の言うことを支持するなんて、北海道新聞はいつから親米・追米・従米・米国の言いなり(犬)メディアになってしまったのでしょうか?
米帝人でも、文マルの言うことなら支持する…。
またまた得意のダブル・スタンダード!
二酸化炭素の増加による海洋酸性化説は、前にもちょこっと取り上げましたが、これは、仮説を前提とした仮説にすぎません。
それが証拠に、もし二酸化炭素が増えて、それにより、もし酸性度が高くなったら…という感じで話が進められます。
「もし」の連続。
そんなに騒ぐのなら、海水の酸性度とやらのデータを示すべきではないか?
北海道新聞が、この学説に「期待」するのには、理由があります。
一つは、北海道では温度が低いために二酸化炭素が水に溶け込みやすいことです。
もう一つは、いわゆる(地上の)「緑」を増やしても、水中の二酸化炭素の増加は防げないと考えていることです。
なんか、そうなることを期待しているみたいですね。
完全に狂ってます。
ろくにデータも示さずに、理屈だけの推論で恐怖を煽るなど、お世辞にも「科学的」とは言えません。
人騒がせなだけです。
つまりは、トンデモにすぎないってこと。
そんなことより、中国や韓国による海洋汚染の実態を報じるべきではないか?
人気生物で怒りや恐怖を煽るという点からして、胡散臭さたっぷりです。
人気の無い生物なら、死滅しても良いってことですかぁ?
驚くべき選民主義の世界!
こうしてみても、二酸化炭素恐怖説が擬似科学である可能性が極めて高いと言えるでしょう。
●メディアは選民主義の代名詞
それが証拠に、彼らは電飾やキャンドル・イベントを絶賛します。
なぜ、このハチャメチャぶりが批判の対象にならないのでしょうか?
それは、電飾やキャンドル・イベントに軽蔑的な人達は、二酸化炭素恐怖説を真に受けていないからです。
運が良い?
メディアは、科学者に対しても選民主義です。
だから、偏る。
「ゴッド・ハンド」みたいなのが、権威を得たりする。
これは何も、新聞やテレビのような一般向けのメディアに限ったことではありません。
科学雑誌とて事情は全く同じです。
特にNewtonは酷いです。
特定の学派の言い分しか取り上げません。
イギリスのネイチャーも、かなり思想性が強いです。
ま、マルクス主義を世界で最初に受け入れ、これを世界中に広めた国なんだから、当然か。
メディアなんてもんは、この程度のものなのです。
●光オカルティズム
それにしても、彼らは、なぜにああも光に魅せられるのでしょうかね?
「飛んで火に入る夏の虫」並みです。
光って、西洋の伝統的なオカルティズムの要素なのですよね。
そして、光は美と結び付く。
美は真実なり。
アインシュタイン相対論がバカウケしたのも、わかるような気が
します。
その相対論は、時空をいじる理論。
サマータイムも時計をいじる。
明るい時間にこだわる。
光オカルティズムの環。
光信仰。
光は、絶対的正義。
だから、電飾やキャンドル・イベントのような光アートも正義!
人類に救いをもたらすメシア。
・・・
付き合ってらんないっす。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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http://www.mag2.com/m/0000144953.htm
http://mediax.hp.infoseek.co.jp/mm8/mm.htm
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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