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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6897980.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月14日です。本日は、2005/11/06に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.148を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.148 2005/11/06 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051106164655000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その12)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第12回目です。
前回に続き、10月28〜9日の北海道新聞・夕刊に載った、気象庁のレポート(をもとにした記事)をチェックしてみたいと思います。
●上がり続けるように見せるテクニック
まず、下のグラフを見て下さい。(等幅フォントで御覧下さい。)
x
↑
│ ┌──
│ │
│ │
│ │
│ │
│ │
│──┘
┼─────→t(時間)
0
さて、このグラフを見て、xの値は、時間tとともに、上昇し続けると思いますか?
確かに、真ん中辺で、xの値が急上昇していますが、その前後では変化していないですよね。
それに、グラフで描かれたよりも右の部分がどうなるか?なんて、このグラフだけからは、わかるわけがありませんよね。
もしかしたら、下がり始めるかもしれません。
ですから、上昇し続けると確信できる人は、ごく少数でしょう。
でも、上昇し続けるのだ!と、世間に信じ込ませたい。
そこで、こんな斜めの線を書き込むわけです。
x
↑
│ ┌──
│ │ /
│ │/
│ /
│ /│
│/ │
│──┘
┼─────→t(時間)
0
新たに書き込まれた斜めの線に注目して下さい。
これだと、上昇し続ける感じが出てくるでしょう。
実は、これこそ、温室効果(による地球温暖化)説を主張している人たちが用いているトリックなのです。
ちなみに、彼らは、xを温度(気温や海水温)にしますね。
もう何度も述べているように、温暖化の傾向が見られるのは、世界では1970年以降、日本では1980年以降なのです。
つまり、それ以前の時代には、二酸化炭素の排出があったにもかかわらず、温暖化の傾向というものは、ハッキリとは確認できないのです。
しかし、このトリックを用いることにより、そういう時代にも温暖化が進んでいたかのように信じ込ませることができてしまうのです。
さらに、未来についても…。
これは、悪質なトリックです。
平均をとって凸凹をならすような感じで、斜線を引いてますでしょう。
この手を用いて、気温や海水温が、ずっと上がり続けている…さらには今後もずっと上がり続けるように見せているわけです。
一見、科学的(統計学的?)に見えますが、実は勘で線を引いているだけなのです。
故に、客観性はゼロ。
解釈と思い込みで線を引いているだけなのです。
こういうトリックに惑わされてはいけません。
●株価予想の手口
そもそも、温室効果による温暖化がどれくらいになるか?ということを求めるためには、大気中の二酸化炭素濃度を正確に予測しなければなりません。
ところが、彼らはそれをやっていないのです。
代わりにやっているのが、上で示したトリックによる線引き。
この線を、50年後なり、100年後なりまで延長して、温度を予想しているのです。
そんないい加減な大予言が、「科学の真理」とか「科学的事実」とされているのです。
実は、これと同じ手口は、他の分野でも用いられています。
それが、株価予想です。
株価予想がいかに当たらないものであるかは、バブル時代を経験した方なら理解できるでしょう。
そう、マスコミや文化人や経済界や政治家たちが騒ぎ立てている温暖化説とは、株価予想並みの科学(?)なのです。
いかにも文系的な科学(?)でしょう。
だからこそ、こうした人たちにバカウケするのです。
●ハッブル定数
もう一つ、これと同じ手口が用いられている分野があります。
それは、宇宙論の分野です。
具体的にいうと、ハッブル定数です。
宇宙膨張の速度と関係のある数字ですね。
観測によって得たドップラー効果の度合いと距離との関係から、ハッブル定数を求める際、この手口が用いられるのです。
実際には、値がかなりバラバラなんですけどね。
あたかも中間をとるような斜め線を引いて、相関性があるように見せかけ、宇宙は膨張していると主張し、その傾きからハッブル定数を求めるわけです。
ところが、どのように線を引くか?は、その人の解釈や思い込みが深くかかわってくる。
そのために、人によって意見が大きくわかれてしまう。
みな「俺の方が正しい!」と言い合い、揉めに揉めることになる。
実際、ものすごい戦争があったそうですよ。
そりゃ、そうですよね、いい加減な求め方やっているわけですから。(笑)
もっとも、マスコミは、この事実を報じませんけどね。
彼らマスコミ人間たちがありがたがっている科学のイメージを悪くすることは、死ンデモ報じようとしない!
科学報道なんて、所詮、この程度のものなのです。
●金星と温室効果
実を言いますとね、温室効果説は、宇宙論と、結構、関係が深いのですよ。
そもそも、温室効果という考え方に最初に注目したのは、宇宙学者たちだったのですから。
では、なぜ彼らが注目したのかというと、それは、金星の異常な高温を説明するためです。
金星は地球よりも太陽に近いのですが、濃いガスに覆われているため、太陽光があまり地上まで届きません。
ですから、そんなに高温にはならないはずなのです。
ところが、実際には非常に高温なのです。
そこで、これを説明するために担ぎ出されたのが、温室効果という考え方だったわけです。
実際、金星の大気中には、大量の二酸化炭素が含まれているそうです。
めでたし、めでたし…といきたいところなのですが、はたして、それだけで高温は説明できるのでしょうか?
おそらく、宇宙学者たちは「できるのだ!」と言い張るでしょう。
そうでないと困るのでしょう。
説明がつかなくなるのですから。
まぁ、説明できる理論が全くないというわけではないのですがね。
たとえば、“ヴェリコフスキー説”です。
でも、彼らは、これを毛虫のように嫌ってます。
なぜ、彼らは、そうも嫌うのか?
ま、理由はいろいろあるのですがね。
その中に、面白いものがあります。
それは、ヴェリコフスキーが、天体力学において、重力のみならず、電気や磁気の作用も重視しようとしたことです。
これは、宇宙学者たちにとって、マズイのです。
なぜなら、電気や磁気の作用(が大きいこと)を認めてしまうと、これまで相対論的効果と言われてきたことが電磁現象であることがバレてしまうからです。
そうなれば、相対論の証拠が失われてしまう。
下手をすれば、相対論が崩壊してしまう。
そうなれば、その上に成り立っているビッグバン理論やブラックホール理論も崩壊してしまう。
そんなことは死ンデモ認められない!
以上が、宇宙学者たちが、ヴェリコフスキー説を嫌う理由の一つです。
●宇宙学者たちとの類似性
こうしてみていくと、宇宙学者たちが、金星の異常高温を説明するために温室効果に注目したのも、どこか御都合主義的な感じがしますでしょう。
そして、この考え方を地球に応用したのが、他でもない、今、大騒ぎになっている“温室効果による地球温暖化説”なのです。
そう、もともと、その程度の科学(?)だったわけですよ。
ちなみに、温室効果説の盲信者・狂信者たちと、宇宙学者たちの間には、いくつかの共通点があります。
まず、文化マルが多いということ。
ついでに言うと、マスコミ人間にも文化マルが多い。
だから、マスコミは宇宙論をやたらと持ち上げるのです。
なんでもかんでも、自分たちに都合の良いように解釈する…というところも、ソックリですね。
用いる手口までソックリです。
統計学の乱用とかね。
それから、他の可能性を考えないというところもソックリ。
メディアをフルに利用するのもソックリ。
政治や経済などともたれあっているのもソックリ。
検証は二の次で、思想性が強いのも、ソックリ。
すでに述べたように、宇宙学者たちは、相対論を絶対視しています。
その相対論とは、時空をいじる理論です。
温室効果による温暖化への対策として撃ち出されたサマータイムも、時間(時計)をいじる制度です。
日本において、相対論の盲信者・狂信者が多いのは、西日本です。
温室効果による温暖化への対策として撃ち出されたサマータイムの導入に積極的なのも、西日本。
そういえば、サマータイムという言葉は、英語ですよね。
ということは、サマータイムが最初に普及したのは、英国だったのではないでしょうか?
そして英国といえば、マルクス主義を世界で最初に受け入れ、これを世界中に広めた国です。
また、相対論を世界で最初に受け入れ、ヨイショした国でもあります。
どうです?、驚くほど、共通点や繋がりがあるでしょう。
あ、そうそう、一つ、重要な共通点を忘れていました。
それは、「まず疑ってみよう」などと懐疑精神を説いておきながら、自分たちが信じる学説は絶対に疑おうとしないことです。
人に厳しく自分に優しい科学!?(笑)
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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