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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6897924.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月12日です。本日は、2005/11/01に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.145を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.145 2005/11/01 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051101234424000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その9)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第9回目です。
温室効果の恐怖を煽っているのは、マスコミだけではありません。
今時の気象庁も、そうです。
そこで、今回から、10月28〜9日の北海道新聞・夕刊に載った、気象庁のレポート(をもとにした記事)をチェックしてみたいと思います。
●短期的には反証されている
まずは、28日のレポートから。
なんと、100年後の気温が3度アップするのだそうです。
で、その説明に、1900〜2000年までの、世界と日本の平均気温のグラフが載っています。
実は、このグラフのデータ処理の仕方に問題があるのですが、それについては、次の次の回にお話しすることにいたしましょう。
とにかく、このグラフを見ると、確かにイメージ的には「なるほど」と思わさせられます。
まぁ、かなり凸凹のグラフなのですが、全体的傾向としては、気温が上昇し続けているように思わさせられます。
故に、気象庁の主張は正しいかのように思わさせられます。
ところが、短期的に見ると、決してそうではないことに気付くのです。
まずは、世界の(平均)気温の変化を見てみましょう。
1900年ぐらいから1940年前半ぐらいまでは、確かに気温は上昇しています。
ところが、その後、1970年ぐらいまでは、緩やかながら、気温が下がっているのです。
別に二酸化炭素の排出量が減ったわけでもないのに…。
まぁ、一時的は、第二次世界大戦が終わって、二酸化炭素の排出量が減ったかもしれないでしょうが、その後は、経済産業の(復興)発展で、増えたはずです。
なのに、気温が下がっているのです。
おっかしいじゃないですか?
そう言えば、1970年代前半ぐらいまでは、今とは逆に、「地球は氷河期に向かっている」という説が一般的でした。
なるほど、この頃までの気温を見れば、そう思うのも無理はないでしょう。
そして、同じことは、現代人にも言えることでは?
おもしろいことに、欧州や米国の第二次産業が、戦後奇跡的な復興成長を遂げた日本の第二次産業に押され始めた1970年ごろから、気温は上昇に転じ、現在に到っているのです。
日本に押されたのであれば、衰退し、二酸化炭素排出量は減りそうなもの。
なのに、気温が上がっているのです。
これは、一体、どうしたことか?
次に、日本の気温変化を見てみましょう。
1900年〜20年ぐらいまでは気温が上昇しているのですが、その後、1945年ぐらいまでは、気温が上がったり下がったりしているのです。
つまり、中期的には、変化していないわけです。
先ほども述べたように、世界の気温が上がり続けていたにもかかわらず。
なぜ?
しかも不思議なのは、その後の1945〜1955年ぐらいまでは、気温が上昇していることです。
先ほども述べたように、世界の気温が緩やかながら下がり続けていたにもかかわらず。
おまけに、この時期、日本は敗戦により貧乏のどん底でした。
したがって、二酸化炭素の排出量は少なかったはずなのですが、
なぜか気温が上がっているのです。
そして、朝鮮戦争により、日本の経済産業が好調になったころから1980年ごろにかけて、気温は(中期的には)、緩やかながら、下がり続けているのです。
二酸化炭素の排出量が増えたであろうこの時期に…。
しかも、世界の気温は1970年ごろから上がり始めていたにもかかわらず…。
いかがですか?
1980年ごろまでを見ると、温室効果説の予言とは逆になっていますでしょう。
つまり、1980年ごろまでの(平均)気温の変化を見ると、温室効果説は完全に反証されているのです。
故に、気象庁の主張は間違い…ということになるのです。
●80〜90年に何があったのか?
温暖化の傾向が確認できるのは、1980年以降です。
では、1980年以降、何があったのでしょうか?
ここで注目すべきは、日本の気温変化です。
日本に関して言えば、温暖化傾向がハッキリと確認できるのは、1980〜90年の間です。
その後は、上がったり下がったりで、温暖化傾向はハッキリしません。
ですから、1980〜90年の間に、日本で何があったのか?を調べれば良いわけです。
この時期は、日本経済が一人勝ち状態にあった時期です。
日本バッシングなんてのがあったのも、このころ。
金余り、さらには、バブル!
日本がどんどん豊かに、贅沢になっていった時期です。
とくれば、もう、気温上昇の本当の理由は、おわかりでしょう。
一つは、都市化です。
都市化により、観測地点の気温が上がったのです。
都市化が進むと、大型の建造物が増え、風通しが悪くなり、熱がこもりやすくなります。
また、熱を放出する建物が増えますね。
そんなわけで、気温が上がるわけです。
大型店の進出なんてのがありませんでしたか?
“ふるさとそうせい”とか。
バブル期のリゾート開発とか。
これが、理由の一つです。
●車という要因
もう一つは、車の増加です。
車も熱を放出しますからね。
これはバカにできないのですよ。
豊かになれば、乗る車(の排気量)もデカくなる。
車を利用する機会も増える。
都市は言うまでもなく、田舎でもリゾート開発なんかやれば、車が増える。
さらに、宅配便なんて贅沢なサービスが普及すれば、ますます車の交通量が増える。
どうですか?
思い当たる節があるでしょう。
そう、温暖化のもう一つの要因は、放熱、すなわち、排熱なのです。
以上二つが、温暖化の本当の要因です。
バブル崩壊後、乱開発は止まり、経済の停滞で排熱量も増えなくなった。
それで、1990年以降は気温がほとんど上昇していないのです。
おそらく、世界の気温が上昇しているのも、同じ理由からだろうと考えられます。
●排熱は禁句
ところが、排熱のことを口にするのは禁句なのです。
そんなことをしたら、自動車業界がヤバイ立場におかれるでしょう。
おまけに、自動車産業は日本の基幹産業ですし…。
宅配業者も、ヤバイですね。
それから、原発。
せっかく、二酸化炭素を出さないことが長所と認められたのに、真の原因が排熱では、悪役に転落です。
なぜなら、原発もかなりの熱を放出するからです。
しかも、海水に…。
海水温の上昇→海水面の上昇…
激ヤバでしょう。
そうでなくても、放射能やら、事故の危険性やらで、評判悪いのですから。
まぁ、多くの場合、二酸化炭素の排出量を抑える行為は、排熱を抑えることにもなるので、結果的には良いことになるのでしょうが…
二酸化炭素が出なくても、熱が出るのでは、温暖化は止められないのですよ。
●どこまで本気?
それにしても、純ちゃんは、温室効果による地球温暖化のことを、どこまで本気で心配しているのでしょうか?
イルミネーションは、無くなりません。
NHKの終夜放送も、無くなりません。
そのくせ、NHKは、イルミネーションを持ち上げ、その一方で、温暖化の恐怖を煽っています。
なぜ、こんなメディアを許すのか?
郵政民営化は、同業者間の競争を激しくするでしょう。
となれば、サービス向上のため、輸送のための車をより多く走らせることになるでしょう。
となれば、熱(ついでに二酸化炭素も)をそれだけ多く排出することになるでしょうに。
そうなれば、温暖化はますます加速されるんすよ。
わかってんのかいな?
●お笑い組閣
ま、こんな人ですから、今回の組閣も、思わず納得です。
政教分離障害に苦しむ死刑否定者の法務大臣や、フェミ・ナチ・シスターの入閣もさることながら、何より笑えるのは、川崎二郎センセーが厚生労働大臣になったことです。
寝不足で体調を崩す人が出る制度(=サマータイム)を推進してきた人物を、よりにもよって、厚生労働大臣に起用するとは…。
完全にギャグになってますね。
国民をナメきってます。
これで、サマータイム強硬派がまた増えましたね。
やっぱ、純ちゃんはやる気なのでしょうかね?
川崎センセーのお父さんは、GHQが押し付けてよこしたサマータイムの廃止に貢献した人物です。
そんな父親に逆らう息子を、改革精神の持ち主と判断した…ってことでしょうかね?
それにしても、大臣の数がどんどん増えていくような気がしませんか?
これのどこが「小さな政府」なんだか…。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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