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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6897902.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月12日です。本日は、2005/10/30に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.144を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.144 2005/10/30 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051030175733000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その8)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第8回目です。
●追いこみ?それとも焦り?
ここのところ、北海道新聞が、連日のように、温暖化の恐怖を煽る記事を載せています。
ウォームビズ商戦を盛り上げて、経済界の御機嫌をとろうという魂胆なのか?
それとも、温室効果説の胡散臭さに気付き始めた人たちが現れ始めたことで、焦っているのか?
どちらにしても、呆れた話です。
話は逸れますが、今年の上半期の電力消費は、過去最大だったそうです。
あれ〜?、クールビズのおかげで消費電力は減ったんじゃなかったの〜?
選挙の前と話が違うじゃん。
それとも、クールビズの経済効果せいで工場などの消費電力が増えたってことかな?(笑)
だとしたら、省エネと経済効果は全然両立してなかったってことじゃん。
マスコミは、景気が好調だったことばかりを強調する報道をしてましたが、それって、純ちゃんへの“こびへつらい”でないかい?
●海水が冷めない?
話を北海道新聞に戻しましょう。
まず、今回は、今月27日の朝刊の一面(!)に載った記事からいきたいと思います。
見出しは、《海水 異例の高温に》となっています。
なんでも、北海道周辺の海域で、夏に高温になってしまった海水が、未だに冷めきらないのだそうです。
函館海洋気象台の話として、夏の猛暑の後、秋の寒気が弱く、海水が冷やされないことが、要因の一つ。
さらに、冷たい深層と表層をかき回す台風が少ないことが、もう一つの要因だそうです。
その話に続いて、釣れる魚の種類が変わり、釣りファンが困惑している…という主旨の話が載っています。
そしてーぇ、最後にーぃ、なーぜーかーぁ、温暖化のせいで生態系が破壊されるかも〜という主旨の、北大大学院地球環境科学研究院・助教授の話が載っています。
朝刊の一面で恐怖を煽り立てる…というところが、いかにも北海道新聞らしいところです。
夏に高温(平年比+3〜4度)になれば、冷めるのに時間がかかる(平年比+1〜4度)のは当たり前のような気がするのですがね。
●温室効果のせいにしたい!
海水温が高いのは、温室効果による温暖化のせいではありません。
そのことは、記事の中にも記されていることです。
なのに、なんで、そこから、温室効果による温暖化の方に話がいくのか?
あまりに意図的ですね。
なんでもかんでも、温室効果による温暖化に、イメージ的に結び付けようとするわけです。
これは誘導による幻惑でしょう。
このように、温室効果説の信者たちは、なんでもかんでも温室効果のせいにするために、話をそちらへもっていこうとするのです。
上の例では、釣りファン困惑の話が、繋ぎ役になってますね。
これにより、生態系破壊の話にもっていき、温暖化の恐怖を煽るわけです。
こうして、全然関係ない話が、イメージ的に結び付けられてしまい、あたかも関連のあることのように思い込ませることが可能になるわけです。
文マルがよく用いる手法の一つです。
●表層・深層を気にし始めた
ところで、この記事で面白いのは、温室効果説の信者たちが、以前は口にしなかった(海水の)“表層”とか“深層”という概念を口にしていることです。
最後に登場してきた北大大学院地球環境科学研究院・助教授も、こんなことを述べています。
《…地球温暖化がこのまま進むと、栄養が豊かな深層の海水は水温の上がった表層と混じりにくくなり、プランクトンが減少…》
気にしてますね。
多少は効いたのかな?(笑)
でも、温室効果による海水温の上昇は、ごくごく浅いところでしかおきないのではないでしょうか?
この人たちの言う“表層・深層”が、具体的(数値的)にどのぐらいの深さを境にしているのか?、明らかにされていません。
だからこそ、てきとーなことが言えるのでしょう。
質問!
実際に、今年の北海道周辺の海域でプランクトンは減っているのですか?
表層と深層が混じりにくくなっているのですか?
そういうこと、ちゃんと調査したのですか?
是非、答えてもらいたいものです。
●天気が良かっただけのこと
そもそも、なぜ、夏に海水温が高くなってしまったのか?
その説明が、ない!
無責任!
温室効果のせいとは記されていません。
なぜだよぅ?
間違っていたら困る、責任はとりたくない、だから、読者が温室効果のせいだと勝手に思い込んでくれることを期待して、わざと記さなかった…ってことじゃないの?
夏に海水温が上がった本当の理由は何か?
そのヒントは、実は、この日の記事の中に記されているのです。
それは、次の記述です。
《この傾向は昨年からで…》
北海道では、一昨年までは、冷夏が続き、夏らしい暑さがありませんでした。
その原因は、天気が悪かったのです。
晴れの日が少なかった。
曇りや雨の、暗〜い日が多かった。
だから、日照量が少なかった。
ならば、気温も、海水温も、上がらなくて当然でしょう。
それが、昨年と今年は、天気の良い日が多かった。
そのために、気温も、海水温も上がったわけです。
ちなみに、昨年は、7月は天気が良かったために、気温が高い日が多かったのですが、8月は天気があまり良くなかったため、気温は7月ほどには高くなりませんでした。
それに対し、今年は、秋になっても、昼間は天気の良い日が多い。
それで、夏が長かった。
そう、海水温の上昇には、天候が関係していたわけです。
そういえば、今年は、なぜか、日照量のことが、ほとんど報じられません。
真の原因を隠してまで、温室効果説を信じ込ませたがっているわけですよ、マスコミは。
●研究費がもらえなくなる
信じ込ませたがっているのは、マスコミだけではありません。
今時の気象庁しかり。(次回、お話しします。)
そして、最後に出てきた北大大学院地球環境科学研究院・助教授たちも、しかりです。
ここで、あることに気付くでしょう。
それは、温室効果による地球温暖化(の影響)の研究をしている人たちが少なからず存在する…という事実です。
で、もし、温室効果説が間違いである…ということになったら、どうなるか?
この人たちのメンツは、丸潰れでしょう。
それだけではありません。
研究費も得られなくなります。
権威は失われ、下手をすれば、地位や職までをも失うかもしれません。
となれば、死活問題です。
当然、死にもの狂いの反発が予想されるでしょう。
逆に言うと、いかがわしい学説によってポストを得ている人たちがいる…ということです。
しかも、彼らの多くが、税金で飯を食っている人たちなのです。
そう、これも一種の“利権”の問題です。
こんな人たちを重用するのも、「小さな政府」の特徴?
●進化論との矛盾
温室効果説の盲信者・狂信者には、文マルが多いものです。
そして、文マルには、進化論の盲信者・狂信者が多い。
だからこそ、滑稽なのです。
なぜなら、これらの信仰は、相互に矛盾するからです。
温暖化が進んだくらいで、なぜ、生態系が破壊される!などと大騒ぎするのでしょうか?
進化論によれば、環境に合うように、生物は進化するはずではありませんか。
進化論が成り立つためには、生物に“進化する能力”が備わっていなければならないはず。
だから、進化論が真実なら、生物には進化する能力が備わっていることになるはず。
だったら、心配ないでしょうに…。
心配だ!ということは、生物には進化する能力はない→進化という現象はあり得ない→進化論は嘘だった…ということではありませんか。
温室効果による生態系の破壊という恐怖をイタズラに煽る彼らですが、彼らが盲信・狂信する進化論との矛盾には、全然気付いていません。
なんとも、おめでたい人たちです。
その程度の人たちが盲信・狂信する科学(?)なんですよ。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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