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地球を知る!!・・6 求められる「気象」の視点は!?
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/594.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 12 日 05:46:58: 0zaYIWuUC0gac
 

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6920196.html より全文転載。

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月12日です。私が以前アップした「地球を知る!」に、TKさんから、地球を知る!!・・6 求められる「気象」の視点は!?というタイトルのコメントが寄せられました。

 今回TKさんから寄せられたコメントは、春の訪れを感じさせる日差しですら、地球が温暖化している証左ではないかと勘違いしてしまうほど「温暖化ハルマゲドン説」に洗脳されている方々に、是非とも読んでいただきたい内容ですので、ブログ本文として掲載します。

(以下転載)

 地球を知る!!・・6 求められる「気象」の視点は!?

 昨年9月に退陣した安倍氏が、まだ性懲りずに厚顔にも、政治活動を本格化させてるそうです。「クールアース50懇話会」の発足で5日、座長に就任したそうです。環境が政治に使われているということです。

 「温暖化防止」が主要テーマとなる7月の「北海道洞爺湖サミット」で、首相支持の立場で取り組む考えを示したという。

 いずれ『排出権取引』というような怪しげな「先物取引」がいずれこの日本でも本格的に導入されるようになり、この『格差社会』の中を大手を振って闊歩しようとしているのです。

 これは「投機対象」であることに変わりはないのです。かっては小豆とか大豆など穀物でしたが、今や天候や電力、気候、二酸化炭素など無形物になろうとしている。

 「年金」などはどんどん切り詰め、消費税・環境税?は上がる一方で、「環境」の美名の下に儲けるものは儲けるという二酸化炭素長者がのさばる社会となっていいのでしょうか。

 地球温暖化論は、理念・目的と違って実際は大方、【“電気”の“使用”】の削減ということにすりかわってしまっているのが指摘できます。そして、排出削減が目標に達しない場合は「排出権売買」ということができる。

 「温暖化」とは関係するものでないが、『地球に優しい』と言いながら、実際の「地球」とはなんらの連動したものではないといえるでしょう。

 ☆「排出」に於ける“ダブルカウント”の虚構!!☆
 「気候変動枠組み条約」には第2条(目的)で、「大気中の温室効果“ガス”の 濃度を安定化させることを究極的な目的とする。」とある。

 そして、同条約・京都議定書(第3条1項)にも、「温室効果ガス」の人為的な排出量(二酸化炭素換算量)の合計が、附属書Bに定める数量的な排出抑制及び削減の約束に基づいて計算された割当量を超えないことを確保しなければならない。・・とあるのだ。
http://www.env.go.jp/earth/cop3/kaigi/kyoto01.html

 なお、人為的な排出量及び吸収源による除去量を推計するための「国内の制度」の整備(議定書第5条1項)がうたわれてて、それが【温暖化対策法】である。

 ところが「排出量」の肝心の【排出】について“ダブルカウント”〈二重計上!!〉で最大二倍になってるんです。

第2条4項(定義)で、
4 この法律において「温室効果ガスの排出」とは、人の活動に伴って発生する温室効果ガスを大気中に排出し、放出し若しくは漏出させ、又は他人から供給された電気若しくは熱(燃料又は電気を熱源とするものに限る。)を使用することをいう。・・

 とあって、「電気事業者」の「燃料使用」が出てこないで、「電気の使用」が表になっているのです。

 これは燃料消費実態(排出実態)の無いものなのだが、電気事業者の燃料使用(*)と《ダブルカウント》です。「排出量」とその「対象」を増やすのに役立っているのです。

(日本だけではありません、これを奪ったら何も残らない。実際電気の使用が殆どでしょう。現在、何処の国でも「煙突」=燃料消費〈二酸化炭素排出〉が見えるのは「大工場地帯」くらいで殆どみかけませんから。)


*「電気事業者」の燃料使用報告〈参考〉
 電気事業者(発電所)は経済産業省(資源エネルギ―庁)への報告とともに「温対法」による燃料使用の報告をしている。以下参照・・
・特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関す  る省令(平成十八年三月二十九日経済産業省・環境省令第三号)(第2条2項参照)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18F15002002003.html
・温室効果ガス排出量算定報告公表制度について(算定報告マニュアル)
http://www.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/
 報告様式参照 様式第一に「主として電気又は熱の供給を営んでいる場合(発電所等)には、“他人への供給分も含めた排出量”を記入してください。」とある。
         
☆当初から受け入れられなかったArrhenius,の「二酸化炭素温暖化論」
1896 年にSvante Arrhenius.によって、二酸化炭素によって地球が温暖化するということが言われたようだ。だが、イギリスの物理学者R. W. Woodが、1909 年に論分で一蹴したように、これは理論的には間違ってるdismissed his idea as faulty.と無視されていたもののようだ。

The Discovery of Global Warming
http://www.aip.org/history/climate/co2.htm
 At the turn of the century, Svante Arrhenius calculated that emissions from human industry might someday bring a global warming. Other scientists dismissed his idea as faulty. In 1938, G.S. Callendar argued that the level of carbon dioxide was climbing and raising global temperature, but most scientists found his arguments implausible. It was almost by chance that a few researchers in the 1950s discovered that global warming truly was possible. In the early 1960s, C.D. Keeling。

Arrhenius, Svante (1896). "On the Influence of Carbonic Acid in the Air Upon the Temperature of the Ground." Philosophical Magazine 41: 237-76.

 ☆気象の視点とは!
 地球には「大気」があります。その「大気」は地球が球体であること、海と陸があること、陸には山が複雑にあることなどによって、常に熱の偏在がエントロピーの小さな状況にあるのです。

 「気象」というのは地球のこうした「温度偏差・偏在」を解消するための、つまり、エントロピーを増大するための「大気」の「熱移動」・・つまり地球規模でのあるいは、それと局地的な移動の重なった、広い意味での【対流】です。

 したがって、「異常気象」を含む総ての「気象現象」の理解にはこういう下のような地球儀がでてくるような、地球規模の二次元と三次元的大気の移動の視点が必要なのです。大気が動く、つまり大気が「仕事」をするためには、「温度差」(温度差エネルギー)が必要です。〈熱力学第二法則〉

 気象現象は、「放射バランス」ではないのです!。熱の“アンバランス”によるのです。
 総ての気象現象には、「熱気」と「寒気」の存在〈温度差〉が必要なのです。

 平均温度があがっただけでは、仕事〈気象現象〉にならない。逆に「気象現象」が激しいという事は、「放射強制力?」どうこうではなく、大気の「温度差」が激しいということだから、平均すると温度は高く無いのです。しかも、一定時間過ぎると元に戻るのです。
http://www.jma.go.jp/jma/press/0601/25a/thiswinter0125.html
http://georoom.hp.infoseek.co.jp/7old/2atmos/14mizutaiki.htm
 
 温度差(エネルギー )(エントロピー小) → (大気の)密度差 → 大気の熱移動〈対流〉→(異常)気象発生→ 温度差解消→ 安定化(エントロピー増大)

 大気中では「放射」はごく一部なのです。よく目にする、こうした何のどこの事か分からない模式図がありますが、こんなんじゃないのですよ。
http://www.eccj.or.jp/summary/warm.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%AE%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
http://juku-ru.shinsyoukaikan.com/greenhouse.htm

 「京都議定書」は、そこに入っていない、実態のない『電気の使用』(ダブルカウント)によって成り立つものということができるでよう。これを取ったら、電気事業者10社と燃料を使用する「大企業」で済んでしまうものなのです。

 そもそも、『温室効果』というのは『第二種永久機関』です。よって「二酸化炭素」によって『気候変動』が起こることはありません。

 派生として、燃料・電気等の「エネルギー使用」によって気候変動が起こるというのはそうした「シナリオ」の世界のみです。
(『温室効果』は「保温効果」と混同して使われることがあるが保温効果ではない。「再放射」によって熱を「可逆」にして「回収」する第二種永久機関メカニズム。)

 大気と、その「温度差エネルギー」無しに「気象現象」が起こる事は無いのです。

 〈参考〉
 WMO、世界的な異常気象は「温暖化」でなく「頻度の増加」
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2265939/2014287

【8 月10日 AFP】国連(UN)の世界気象機関(World Meteorological Organisation、WMO)は10日、2007年に入り世界各地で発生している洪水、熱波、大雪などの異常気象は気候変動によるものではなく、単に頻度が増しているだけだとする報告書を発表した。
 報告書によると、「極端な気象現象」の増加傾向は過去50年間にわたって観測されているという。また、2007年1月以降、世界各地で極端な気候や気温などの異常現象が記録されていることも指摘している。

・南極温泉 (デセプション島)
http://www.mercadotour.jp/mercadolatino/viaje/dia15.htm
http://www.bekkoame.ne.jp/~kosihikari/hotsprings.htm
http://www.mercadotour.jp/mercadolatino/viaje/dia15.htm
南極半島の約100km沖を半島と並行に広がる火山地帯。活火山があり、1970年に噴火して観測基地が被害を受けた。火山の影響で地熱が高い。熱のため雪が解け、南極付近では珍しく地表がむき出している。世界最南端の温泉。19世紀初頭以来、デセプション島は南極の嵐や氷山からの避難場所となっていた。またディセプション島はペンギンの繁殖地としても知られている。氷の解けるスピードが速いとか実際は棚氷の崩落はこのあたりのことです。

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