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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6897795.html から全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月8日です。本日は、2005/10/19に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.139を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.139 2005/10/19 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051019165001000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その3)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第三回目です。
今回は、vol.137で予告した対案(となる仮説)を述べようと思います。
これは、“地下活動説”とでも呼ぶべき仮説です。
とにかく、一度、読んでみて下さい。
●水温上昇の謎
温暖化や異常気象とともに、マスコミが騒ぎ立てているものに、(海)水温の上昇があります。
これで、温暖化の恐怖を、さらに煽ってるわけです。
ところが、その原因がよくわからないとのこと。
おやおや、四十何億年とかいう地球の歴史や、百何十億年とかいう宇宙の歴史を語れる人たちが、今現在目の前で起こっていることを説明できないとは、どういうことだぁ?
ま、遠い過去というものは、直接的な検証は不可能ですから、勝手なことが言えるのですよね。(どーだ、図星だろ!)
とにかく、こんなホラフキ連中はほっといて、ここでは、(海)水温の上昇の原因を、真面目に考えてみましょう。
●上から温めるのは無理
当たり前のことですが、(海)水は大気の下にあります。
そこで、質問です。
水を(水面より)上の方から温めることは可能でしょうか?
それは、極めて困難です。
その理由は、次の通りです。
まず、水は、空気と同様に、温かい水は軽いために上の方にいき、冷たい水は重いため下の方にいきます。
このため、熱が下の方まで伝わりにくいのです。
一方、水は、温められると、蒸発します。
ところが、その際、気化熱を奪います。
つまり、周囲から熱を奪うのです。
その結果、水面からちょっと深いところでは、冷やされてしまうのです。
ですから、深いところは、温まらないのです。
以上のようなわけで、上から温めても、温まるのは水面近くのごく浅いところだけで、水全体を温めることは、極めて困難なわけです。
となると、(海)水温の上昇は、温室効果によるものではないことになるでしょう。
温室効果による加熱は、上の方からの加熱になるのですから。
上から温めるというやり方で水全体を温めるには、電子レンジのように、電磁波を照射するしかないですね。
太陽も電磁波を照射しています。
ちなみに、光(可視光線)もまた電磁波の一種です。
ただ、この場合、電磁波が深いところまで届く必要がある。
そのためには、電磁波は、かなり強力でなくてはならない。
つまり、太陽光線が相当強くなければならない。
これは、vol.136で述べた仮説の強力版ですね。
でも、そんなに太陽光線が強くなったら、地上は灼熱地獄のように熱くなっているはずです。
実際には、そうはなってはいないのですから、これも×です。
●上が駄目なら下でしょう
では、一体、何が(海)水温上昇の原因なのでしょうか?
そこで、質問です。
みなさんは、ヤカンや鍋に入った水を温めるとき、どうしますか?
下から温めますでしょう。
そう、これが答えです。
水全体を温めるには、下から加熱すれば良いのです。
そうすれば、対流がおこる。
温められた水は上の方へいき、冷たい水が下の方にいく。
そして加熱される。
これがグルグル繰り返されて、水全体が温まるわけです。
ということは、水全体が温まる現象では、熱源は下の方にある…
ということになりますでしょう。
ですから、(海)水温上昇の原因も、水の下にある…ということになるわけです。
●地下活動が水温上昇の原因
ここまでくれば、水温上昇の原因は、もうおわかりでしょう。
そう、地殻変動などのような地下活動のせいです。
これが、海水を温めていた…というわけです。
その結果、海流が変わってしまったり、捕れる魚の種類がかわってしまったりした…と考えられるのです。
後者は、いわゆる、生態系への影響…ってやつですね。
巨大クラゲのような特定の生物が異常繁殖したりすることもあり得ましょう。
逆に、天敵となる生物が減ってしまうこともあり得ましょう。
これもまた、特定の生物の異常繁殖の原因となり得ます。
気象にも影響を及ぼします。
水温が上昇すれば、水が蒸発する量が増える。
その結果、湿度が高くなる。
今年の北海道の夏が長かったのは、このせいでしょう。(前回参照。)
加えて、水が蒸発する量が増えれば、大雨を降らせる雲が発達しやすくなる。
大雨の被害、大きかったでしょう?
そして、何より、強力な低気圧が発生・発達しやすくなる。
その結果、凶暴な台風(ハリケーン)が来襲することになる。
台風14号といい、米国を襲った二人の美女といい、そうでしたでしょう?
●地震、津波…ハルマゲドンじゃないってば!
地下活動の一つに、地震があります。
そういえば、このところ、大きな地震が増えてますでしょう。
昨年の新潟中越地方の地震といい、大津波をもたらしたスマトラ沖地震といい…。
地震があると、膨大なエネルギーが地下から放出されます。
まず、揺れですね。
揺れは、いつかは無くなるでしょう。
これは、揺れのエネルギーが、熱エネルギーに変換されるからです。
これは熱源になりますでしょう。
津波もそうです。
津波の波も、いつかは消えてしまう。
これも、波のエネルギーが、熱エネルギーに変換されるからです。
これも、熱源になる。
余談ながら、大津波の場合、生態系を破壊する可能性もありますね。
さて、上記に加えて、見落されがちなのが、地殻が壊れる際に放出される熱エネルギーです。
地震とは、地殻が壊れる現象です。
で、物が壊れる時は、熱が発生するのです。
ためしに、要らなくなったスプーンかなんかを、ちぎれるまで、何度も何度もグニャグニャ折り曲げ続けてみて下さい。
切り口が熱くなってますでしょう。
地震で地殻が壊れる時も同様に、熱が発生するのです。
これも、熱源になる。
このように、地震があると、海水が温められるのです。
そういえば、大地震が続いた昨年、北海道新聞は、「ハルマゲドン」などという見出しの記事を載せて、さらなる地震の恐怖を煽っていました。
さらに、今年になってからは、御親切に、温暖化と異常気象とを組み合わせて、まるで地震まで温室効果のせいであるかのように煽ってました。
悪趣味でバカみたいなことやってますが、ここで述べた“地下活動説”を見ると、地震と、温暖化もどきと、異常気象は、決して無関係なものではなかったことがわかるでしょう。
●パニックをおこさないで!
このように、“地下活動説”は、多くのことを合理的に、しかも統一的に説明できるのです。
となれば、普通は、こちらを選ぶのではないでしょうか?
マスコミが温室効果説に固執するのは、まったくもって、理解に苦しみます。
偏執狂的とさえ言ってやりたくなります。
ここで、“地下活動説”について、注意しなければならないことが、二つほどあります。
一つは、“地下活動説”もまた仮説に過ぎない…ということです。
どんなに魅力的な説も、検証無しでは科学的事実とは言えません。
もっとも、その点では、温室効果説だって同じなのですがね。
なのに、なぜに、ああも盲信するのか?
二つ目は、仮に“地下活動説”が正しかったとしても、パニックをおこしてはいけない…ということです。
異常気象などをもたらすまでに海水温が上昇しているのを見て、「これは大地震多発の前触れだ」とか「この世の終わりが近づいている証拠だ」などと騒ぎ立てるのは、愚かなことであり、反社会的でさえあります。
確かに、地震の前に海水が温められる可能性はあります。
関東大震災の直前に、深海魚が岸の方にまで上がってきたという話があります。
これも、もしかしたら、海水温の上昇によるものなのかもしれません。
ですが、熱が放出されたからといって、地震がおこるとは限らないのです。
たとえば、海底が隆起するだけとか…ですね。
それに、地震がおきる前に放出される熱量よりも、地震がおきたことによって放出される熱量の方が、圧倒的に大きいのです。
ですから、現在の海水温上昇の主原因は、地震があったからだと考えるべきでしょう。
とはいえ、異常気象の原因となる海水温の上昇の原因となる地下活動が活発化している可能性は、十分に考えられます。
備えあれば憂いなしで、冷静かつ適切に判断・行動すべきです。
いずれにせよ、異常気象が、温室効果によるものではなく、地下活動によるものである可能性があることは、考えておくべきでしょう。
一つの可能性だけに固執して、他の可能性を考えないのは、愚か者のすることです。(文マルには、よくあること。)
まして、恐怖を煽ったり、金儲けや選挙のネタにするなど、とんでもないことです。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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