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地球を知る!!・・4 「温室効果」で、“異常気象”は起こらない!
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/575.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 06 日 07:41:48: 0zaYIWuUC0gac
 

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6895801.html より全文転載。

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月6日です。私が以前アップした「地球を知る!」に、TKさんから『地球を知る!!・・4 「温室効果」で、“異常気象”は起こらない!』というタイトルのコメントが寄せられました。

 今回TKさんから寄せられたコメントは、地球温暖化対策を検討する有識者会議「地球温暖化問題に関する懇談会」の委員全員に、是非とも読んでいただきたい内容ですので、ブログ本文として掲載します。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kousei.html

地球を知る!!・・4 「温室効果」で、“異常気象”は起こらない!

 沢山ある『環境利権』の一つで、環境省所管で天下り先でもある「日本環○協会」がやっている「環境にやさしい商品」のお墨付きになってきた『エコマーク』が、再生紙やインキなど、次々明るみに出た偽装で、ウソを追認した形になった自治体などが、あわてて、マークの使用を見合わせてるそうです。

 「環境利権」の最大のものは多分『排出権取引』に関係するものでしょう。これが確保される為には、『削減目標』が達成できないことが前提となるのです。また、温暖化の「危機感」が醸成される必要があるでしょう。

 北海道洞爺湖サミットに向け、今日本においても究極の『温暖化ビジネス』とも言える『排出権取引』や、『環境税』の創設などの動きがあります。

 “温暖化“という呼称のため「暑くなる」といったイメージが定着して、「暑くて氷が溶けて海面上昇」だけでなく、『気候変動』への影響・『異常気象』といった情報がクローズアップされる。

 でも、「温暖化」しただけでは・・ただ「平均温度」が上昇しただけでは、異常気象=大気の仕事は起きないのです。

☆「温室効果・温暖化」で、“異常気象”は起こるのか!?

 「地球温暖化論」ではIPCC報告などで、盛んに「異常気象、異常気象」とのたまうのだが、温暖化(エントロピ−大)と異常気象(エントロピー小)は相反する対照的概念で、同時にそれが起こる事はない先走り論でしょう。

 気象現象というのは、大気の移動=対流によるものです。「温室効果ガス」(0.03%)・・魔法でも無い限り、このppmレベルのものに異常気象を起こす何らのエネルギーもありません。

 また、地球上において放射は放射冷却効果以外それ程過熱効果はないのです(低温では、対流や伝導が支配的であり、放射が全体の半分を超えるのは500℃あたり、金星(470℃)くらいの温度になってから。)

 「仕事」をするには、つまり熱が移動するためには、一つの“最も基本的で重要な要件”があるのです。それが『温度差(アンバランス)』(高→底)です。(熱力学第二法則)

「熱気」と「寒気」が出会わって始めて『気象現象』はおきるのです。『気象現象』とは、“大気の熱移動”故、少なくとも二次元方向を含めた『温度差』が頻繁にあることが必要なんです。

 気象はバランスではなくアンバランスに拠って起こるのです。熱気だけでは異常気象は起こりません。大気に《温度差エネルギー》があることが必要なんです。(つまりエントロピーが小さい状態)。

 熱とは捨てるところが必要です。《熱が移動するためには自分より低い処が必要》なんです。最終的にはいちばん低い宇宙(3K)に捨てられます。捨てる「廃熱」を(低⇒高)に“回収”する事は自然界では不可です。これをするのが「第二種永久機関」ということです。

(熱エネルギーは、物質の内部エネルギーの高い方(高温)から低い方(低温)にしか移動しない。=熱力学第二法則。)

 「温室効果」の“再放射”〔気候変動枠組条約第1条5項〕とは、地表に対して新たな太陽エネルギーが加わるのではない(=第二種永久機関)。

この「第二種永久機関トリック」を用いて“熱を回収”して高い方に戻す(低⇒高)という言葉上のトリックによる、“付加的に温度上昇”(温暖化)であって、実態のないものといえます。

 「台風」も、〔寒気と熱気の出会い〕つまり、寒気の低緯度熱帯域への侵入による「熱帯性低気圧(上昇気流)」ができることによるのです。そこに「対流」があるのです。この対流こそがいちばん怖いといえるでしよう。

(地球に入った放射は、地球でこうした大気や水の大循環や対流等の「仕事」に変換されます。地表から出た放射の4割は、宇宙空間に出て行かずに、こうしたことに消費されるのです。拠って「放射」で平衡はうそです。)

 これに対し、「放射平衡」してしまっている「地球温暖化論」では、「温度差」も起きようがないので、ゴアの『不都合な真実』のような『異常気象』=大気の熱移動は「起きようがありません。(以下by「チーム・マイナス6%」)

http://www.team-6.jp/futsugou/
http://www.team-6.jp/

 人為の二酸化炭素で地球が温暖化するということ(人為起源地球温暖仮説)に対して、まだ誰もデータを示していない。「シナリオ起源地球温暖仮説」とでもいうべきもので、「科学」でない「シナリオ」によって成り立っている創作作品。せいぜい「疑似科学」でしかない欠陥論だと思います。

 以下のブログには、このあたりのことが常識的に分かりやすく、かつ科学的に語られていてとても参考になるでしょう。

 ・サマータイム制導入に反対する
 http://archive.mag2.com/0000144953/20070724010614000.html
 http://archive.mag2.com/0000144953/20080225215710000.html
 http://archive.mag2.com/0000144953/20080223222823000.html

 「IPCC報告書」などに出てくる「異常気象」の99%は、「偏西風の大蛇行」時などの典型的事象をいってるといえるでしょう。「永久機関」である実在しない「温室効果」によるものではありません。・・

 たとえば2005年ヨーロッパの熱波のようなものです。:これは「偏西風の大蛇行」によって運ばれた「熱帯地域」の高温の大気が停滞(ブロッキング)して「ブロッキング高気圧」ができます。

 高気圧ができると、さらに温度が上昇します。(ボイル・シャルルの法則)

 さらに「フェーン現象」が重なったりするのです。 「フェーン現象」は断熱圧縮によって同法則によって、コンプレッサーのタンクのように高温となるのです。これで40度近くになります。

 つまり放射どうこうではなくて、すべて地球上の大気の熱移動によるものです。

 今年1月3日の朝日一面には、「CO2が経済まわす 排出権取引 膨らむ市場」とあり、「カモにされる日本 排出権購入額、兆単位に?」 「日本政府や日本企業が二酸化炭素(CO2)排出権を世界中で買い集めている。すべては「キョウト」のために。」・・とあるとおりの状況になっているのです。

 しかし、目標達成できないなら、すぐ終了して出直すべきです。

☆科学による[温室効果]の否定!
 論文Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner(2007)で、「温室効果」について、“100年前に、『温室効果』は、フーリエ(1824)、ティンダル(1861)、アレニウス(1896)によって提唱されたが“虚構”(fictional mechanism)”と断言してます!。
 http://arxiv.org/abs/0707.1161v3
 論文名: Falsification Of The Atmospheric CO2 Greenhouse
 Effects Within The Frame Of Physics
 Authors: Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner
 (Submitted on 8 Jul 2007 (v1), last revised 11 Sep 2007 (this version, v3))
 
 同じく100年前(1909)年イギリスの科学者Woodの論文で、「地球温暖化問題」は解決しているとあります。・・

 「私はあえてこの問題に深くかかわろうとは思っていない。ただ単に我々が大変よくなじんでいる実際のケースでは放射エネルギーの捕獲は大変小さな役割しか果たしていないという事実に注意を払うためにこのノートを公表した。」(Wood1909)                        
 二酸化炭素と地球温暖化は無関係という科学者の異論は、Wood(1907)以来ある。その後1980年代に入って、1988年「ハンセン証言」からまた噴出したのだが、「ハイデルブルグ控訴」、全米科学アカデミーや、アメリカをして京都議定書から脱退させたと「オレゴン申請」などが否定している。

 また、2007年7月には上記決定的論文Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner(2007)が出た。いわゆる地球温暖化問題会議論ヘのコメントとかいう動きは、この論文が出る直前(2007年6月)までのものです。(V.2.31)

 ノーベル賞受賞者は、これまで総数500人を越えますが、「ハイデルブルグ控訴Heidelberg Appeal 」とは、72人のノーベル賞受賞者を含む4000人の科学者が、二酸化炭素と地球温暖化は無関係であると主張したもの。

 「オレゴン申請・1998年Oregon Petition」とは、二酸化炭素地球温暖化に異論を唱えるアメリカの科学者17600名が署名したもの。
 詳細は以下参照。
・Heidelberg Appeal  
 http://en.wikipedia.org/wiki/Heidelberg_Appeal
・Oregon Petition       
 http://en.wikipedia.org/wiki/Oregon_Petition
 http://www.oism.org/pproject/

 〔参考記事〕
・氷河底火山カトラが噴火の兆し? ミールダルスヨークトル氷河で頻発する地震
 http://www.iceland-kankobunka.jp/topics/volcanic%20eruption.htm

 南アイスランドにある、アイスランドで4番目に大きな氷河ミールダルスヨークトルに於ける地震活動がここに来て頻繁に発生している。アイスランドの地質学者は氷河下火山性噴火が今にも起きそうなのではと注意して観測している。

・地球温暖化によるアルプスの溶解、今後20年に大災厄
 Decades of devastation ahead as global warming melts the Alps,Guardian,7.20
 先週、マッターホルン東壁の巨大な雪崩で大量の岩が一気に崩れ落ちた。
 それから2時間もたたない間に、今度は北壁で大量の“岩石崩落”が起きた。
 科学者は、地球温暖化がアルプスを溶かしつつあり、今後20年にわたって広大な大災厄の脅威があると考えている。(2003年7月)

 〈コメント〉
 こういう記事が実に多い。“岩石崩落”なら日本でもあちこちあるのでは!
 「氷河」が“溶けた”というのでなく、「崩落」したあるいはこのように氷河でない「岩盤」ないし「岩石」が「崩落」したというのが実態のようだ。

・3月25日の南極プレート内の巨大地震(日本地震学会1988年)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/publications/NAIFURU/vol8/v8p4.html

 その巨大地震が地球上で最も安定している南極プレートの中で起こったのです。

 国際協力による南極観測は1957年の国際地球観測年から始まりました。その頃の地震学の教科書には「南極では火山性地震以外には地震活動はない」とありました。その後南極大陸内に地震観測点が設置され、SYOやDRVを含め10点以上で地震観測が続けられています。

 その結果、地震のないと思われていた南極大陸でもM5以下の地震がたまに起こることなどがわかりました。

 人が感じた地震(有感地震)は過去40年間に3回ありましたが、いずれも火山爆発や火山地帯で起こった地震でした。地震学史上、南極観測史上、初めての地震が1998年3月25日南極プレート内(南緯62.9度、東経140.7度、M8.0)で起こりました(図3)。

 日本からの情報で大地震の発生を知った昭和基地(SYO: 南緯69.0度、東経39.6度)の渋谷和雄隊長からの問い合わせに対し、フランスのデュモン・デュルビル基地(DRV: 南緯66.7度、東経140.0度)では「基地にいた全員が地震を感じ、棚から物が落ちた」と知らせてきました。気象庁の震度階では震度3であろうと推定しています。

(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝


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