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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6712675.html
私が一昨日アップした「NASAのジェームス・ハンセン博士こそが、地球温暖化カルト教の教祖だ」に、TKさんから『マクスウェルの悪魔に捉われた「地球温暖化」の愚!!』というタイトルのコメントが寄せられました。今回アップする記述は、弁理士資格をお持ちの国会議員の方々(特に民主党の菅直人さん)には、是非とも読んで頂きたい内容です。
(以下転載)
マクスウェルの悪魔に捉われた「地球温暖化」の愚!!
18世紀から19世紀にかけての産業革命の発達の中で、熱力学が発達していく。その中で「永久機関」が特許の形、ペーパーの中でだが、活発に論ぜられた。これが熱力学の発達に重要な役割をしたようだ。
19世紀後半、永久機関に関する特許申請が山のように特許局に寄せられたという。イギリスでは総ての永久機関の申請を申請から除外したのは、第二次大戦後(1949)であった。しかしそれ以後も各国において永久機関の申請が今も続いているという。
日本でも、よく選挙によく出てくるあの発明家センセイなど、「発明」のほとんどがこれらしいのだ。いつの時代もマクスウェルの悪魔に捉われるのはどこでも同じらしいのだが、その最大のものが「地球温暖化」なのだ。・・・
熱エネルギーが、高温の熱源から低音の熱源へ移動するとき、仕事に変えられなかった残りを、低温の熱源に捨てなくとも、うまい機械装置を使ってもとの高温の熱源に戻せばいいんだと発明家たちは考えた。この便利な機械装置(メカニズム)が「第二種永久機関」である。
熱力学は19世紀に発展した。当時は相手にされなかったようだが「永久機関はできない」ことを定理とする熱力学の法則が物理学における最も基本的な法則として完成していく。
・熱力学第一法則(エネルギー保存の法則)・・第一種永久機関の禁止(マイヤー1842)
・熱力学第二法則(エントロピー増大の法則)・・第二種永久機関の禁止。(トムソン1850)
一方、宇宙空間に逃げる地球表面からの熱(地球放射=放射冷却)を回収リサイクル(再放射)させて、地表面に戻れば地球が付加的に温度上昇するという。・・これが「温室効果」・・つまり発明家たちが一生懸命命を懸けた、「第二種永久機関」そのものなのです。
ここにあるように、アメリカ上院エネルギー委員会(1988.6.23)における「ハンセン証言」は、ほかならぬ温室効果ガスによる『温室効果』にもとずいているのです。
つまり、アレニュースなど19世紀、「永久機関」が幅を利かせた時代の遺物を未だ踏襲しているのです。
そして、二酸化炭素の「排出シナリオ」としてA,B,Cと、あらかじめ「結論」を決めてしまっているのです。(参照:ハンセン証言てどんなだっけ)。
つまり、ハンセン証言といっても、新しい証言ではなく、100年以上昔からあった「温室効果」という自然界に実在できないもの(第二種永久機関)に依存しているのです。
温室効果というのは、「永久機関」が華やかだった19世紀に端を発していますが熱力学の基本法則にのっとっていないのです。(1824フーリエ、1861ティンダル、1896アレニュース)
でもこうしたことを一蹴する実験と論文がすでに100年前に出されているのです。(Wood1906)放射そのものが、取るに足りないものだということです。
http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/13/#comment6
放射平衡論は、「放射」しかでてこないわけだが、地球は太陽ではあるわけはない。したがって、たしかに、たかだか30〜50度に過ぎない(放射冷却)放射というのは極めて大きくない。
気象現象は大気の移動によるところが大きいのだが、これがどこにも出てこない。また、「平均温度」などというものは、測れないし、地球モデルも不可能。
「気象現象」というのは、「平均温度」というより、「温度差」が重要」(熱力学第二法則)なので、平均温度どうこうはあまり意味がないと思われる。(平準的だと、温度差が大きい場合(エントロピー小)に比べエントロピーは大きい方向で、異常気象になりにくい方向。)
ハンセン証言が間違っているのは:「温室効果」・・自然界に存在しない「永久機関」に依存(アレニュースを踏襲してるのみ!!)
ハンセン証言・・1980年代の暖かい気候は地球温暖化と関係してることは99%確実。・・が出された1988年は、温暖化会議最初となるトロント会議があって、40数カ国から300人以上が参加。この中には多数のビジネスマンが入ってるのです。そして以後のCOP3で「京都議定書」が作られた。もちろん、「二酸化炭素排出権取引」など温暖化ビジネスが入ったのでした。
「地球温暖化」に大きな役割を果たしたハンセン証言が、マクスウェルの悪魔に捉われた、基本的に科学の摂理・真理にそむいてることを知らねばなりません。
間違ったミスリードであった反省が必要ということでしょう。
*第二種永久機関に関する補足説明
第二種永久機関とは、熱力学の第二法則を否定する機関である。
熱エネルギーが、高温の熱源から低温の熱源へ移動するとき、仕事に変えられなかった残りを、低温の熱源に捨てなくても、うまい機械装置を使って高温の熱源に戻せば良いと多くの発明家達は考えました。そのうまい機械装置が、第二種永久機関である。例えば、発電に使ったダムの水を、その電力でダムにまた戻そうという考えに似ている。しかし、そんなことはあり得ない、と宣言するのが「熱力学の第二法則」なのである。
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