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南米ウルグアイで発見されたネズミの仲間の頭骨化石。現在の齧歯類(右)と比較すると巨大なことが分かる(AP=共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011701000182.html
【ワシントン16日共同】推定体重約1トンと雄牛並みの巨大な体格で、ネズミの仲間の齧歯類としては史上最大の草食動物の頭部化石を南米ウルグアイで発見したと、同国の研究チームが英王立協会の学会誌(電子版)に16日発表した。
約200万−400万年前のものとみられ、これまで最大の齧歯類とされてきた約800万年前の「フォベロミス」(体重約700キロ)をしのぐという。
チームによると、ラプラタ川河口の海岸地域の地層から、長さ53センチのほぼ完全な頭骨を発見。歯などの形から齧歯類と判明し、過去に見つかっている化石と比較して体重約1トンと推定した。AP通信によると、体長は約3メートルとみられる。
南米には大型の齧歯類が多く生息し、フォベロミスもベネズエラで見つかったほか、現存の最大種「カピバラ」(約60キロ)も南米に生息する。
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