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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071219i514.htm
110億年前の宇宙、円盤銀河が大半…すばる望遠鏡で観測
110億年前の宇宙は円盤銀河が大半を占めていたことを国立天文台、東大、京大による研究チームが突き止めた。
米ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡で観測した。円盤型と楕円(だえん)型の2種類の銀河が同じ割合で存在する現在の姿とは大きく異なり、円盤型の銀河が衝突、合体を繰り返して、楕円型の銀河が出来たことを裏付ける成果だという。形が判別できた銀河としては、今回が最古。
チームは銀河の形を見分ける限界という110億光年かなたの銀河11個を詳しく解析。光の分布の様子から銀河の形を分類したところ、楕円型はわずか1個で、10個が円盤型だった。
最古の銀河としては、すばる望遠鏡での129億年前という観測例がある。しかし、形を判別するには至らなかった。
80億年前は、楕円型と円盤型の2種類の銀河がほぼ同じ割合で存在することが分かっており、チームは「110億年前〜80億年前に、円盤銀河が衝突、合体を繰り返した結果、楕円(だえん)銀河が生まれた」と見ている。
(2007年12月19日20時53分 読売新聞)
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