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(回答先: 「二酸化炭素」は空気より重いはずだか最近は「軽く」なつたこれがマスコミ「科学」だ 投稿者 鉄人 日時 2007 年 11 月 27 日 19:49:31)
ググって1〜2分で科学的説明ができました。こんな簡単な作業を怠ってはいけませんよ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413594474
酸化炭素の比重は1.53、空気は1.00ですから、
二酸化炭素は静かに集めたり、火事などで急激に大量発生すると下に集まって酸欠状態になります。
二酸化炭素を風船に入れると空気よりも更に重くなって沈みますよね。
しかし、気体は、様々な拡散する力で混ざり合います。
自ら拡散する気体拡散や、熱対流による渦拡散などで拡散していきます。
ですから、大気中にはほぼ均等に二酸化炭素が拡散していますね。
一番軽いはずの水素(比重0.07)でも地表近くに存在するのはそのためです。
http://www.chemistryquestion.jp/situmon/shitumon_senmon_kagaku28_air_mixture.html
地球の大気は地上から高度 100 km 付近までは大気の組成は高度によらず、主成分は窒素分子、酸素分子、アルゴンで、それらの混合比は、78%、21%、0.9%で一定です。そこでこの領域を均一圏と呼んでいます。均一になる理由は、大気が様々な大きさの渦による拡散(これを渦拡散、あるいは乱流拡散と呼びます)によってよく混合されているからです。
これに対して、高度 100 km 以上になると、大気組成は高度と共に変化し、軽い気体ほど、高高度に分布するようになります。そこでこの領域を不均一圏と呼んでいます。不均一になる理由は、100 km 以上になると大気の密度が地上付近の100万分の1まで薄くなるので、渦拡散の速度よりも分子・原子の衝突による拡散(これを分子拡散と呼びます)の速度が速くなり、気体の混合は分子拡散によって行われるためです。分子拡散では、軽い分子・原子ほど拡散速度が速いので、大気の組成ごとに高度分布が変わってきます。しかも高高度では分子は太陽紫外線によって原子に分離されますので、大気組成は、高度が上がるにつれ、窒素分子(N2)・酸素分子(O2)から、窒素原子(N)・酸素原子(O)、ヘリウム原子(He)、水素原子(H)と軽い気体ほど高高度に分布していきます。これを拡散分離作用と呼んでいます。
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