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(回答先: 硫酸の雲に「ピカリ」 金星で雷の発生を確認(共同通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 12 月 02 日 00:19:16)
金星にも雷 欧州探査機が観測(CNN)
2007.12.02 Web posted at: 20:01 JST - CNN/AP
ワシントン――欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機「ビーナスエキスプレス」が、金星にも雷が発生することを確認した。カリフォルニア大ロサンゼルス校の地球物理学者、C・T・ラッセル教授らが、英科学誌ネイチャーの最新号で明らかにした。
金星の雷をめぐっては、1978年に米航空宇宙局(NASA)の探査機が大気中の電気現象とみられる電波を観測したものの、電波観測の限界から、これが雷であることは確認できず、長年論争が続いてきた。ビーナスエキスプレスは磁気アンテナを使い、金星の上空約56キロ付近で、初めて雷発生の証拠をつかむことができたという。
雷は大気の動きと深いかかわりがあり、また大気組成にも影響を及ぼすため、今後観測を続ければ、金星表面の様子を知るうえで重要な手掛かりになることが期待される。米ヒューストンにある月惑星研究所(LPI)の科学者、アラン・トライマン氏は「これまでの研究では、金星の天気予報を出すとすれば『今後400年間、絶え間なく風が吹き続けるでしょう』といった退屈な内容になるとされてきた。しかし雷の発生が確認できたことで、変化を想像することも可能になった」と話す。
地球上では、雷の電気エネルギーが生命誕生につながったともいわれている。ただ専門家によれば、金星で同様の可能性を期待することは難しい。金星の表面は厚い硫酸ガスの雲で覆われ、大気圧は地球の約100倍、気温は400℃を超えるという過酷な条件であることが分かっているからだ。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200712020016.html
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