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ヒトクローン胚研究を断念 羊のドリーつくった英博士(東京新聞)
2007年11月17日 19時08分
【ロンドン17日共同】17日付の英紙デーリー・テレグラフは、世界初の体細胞クローン動物である羊のドリーを誕生させた英国のイアン・ウィルムット博士が、ヒトクローン胚研究を断念する方針を決めたと報じた。
京都大の山中伸弥教授らが研究している別の手法の方が、治療用の万能細胞づくりには有望だと判断したためという。
ウィルムット博士は今後、山中教授の業績を参考に新たな研究に取り組むとみられるが、クローン研究のパイオニアの方針転換は、世界の研究者に衝撃を与えそうだ。
ヒトクローン胚研究は、多様な細胞に成長できる万能性を備え、かつ拒絶反応の心配もない胚性幹細胞(ES細胞)づくりに役立つとされ、ウィルムット博士も2年前に英政府機関から研究の認可を受けていた。だが多数の卵子が必要で倫理的問題も指摘されている。
ウィルムット博士は同紙に対し、山中教授の手法を「社会的に認められやすい」と評価。クローン胚研究を断念したのは「数週間前」と明かした。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007111701000466.html
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