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(回答先: Re: ノー減る症バカセになった、ジェームズ・ワトソンだな。 投稿者 偽の友をあばけ 日時 2007 年 10 月 20 日 21:11:40)
http://wiredvision.jp/news/200710/2007101921.html
Alexis Madrigal 2007年10月19日
DNAの二重らせんモデルの提唱者の1人であり、1962年にはノーベル賞も受賞したJames Watson(ジェームズ・ワトソン)氏が、英『Times (of London)』紙日曜版『Sunday Times』のインタビューで問題発言を行なった。
このインタビューについて解説した、Times Onlineの「記事」から引用する。
Watson氏は、「アフリカの可能性について根本的に悲観的だ」、というのも、「われわれの社会政策は、彼らの知能がわれわれと同じだということに基づいている――だが、実験結果はすべて、それを肯定していない」からだと述べている。
この「厄介な問題」は今後、扱いにくくなるだろう。Watson氏は誰もが同等であることを願っているが、「黒人の従業員を雇わざるをえない人々は、これが真実でないことに気づいている」と同等論を覆した。
さらにWatson氏は、「黒人の中にも非常に才能のある人はたくさんいる」ので肌の色で差別すべきではないが、「低いレベルでうまくやれない場合は、昇進させない方がいい」と語っている。
このインタビューは、新刊"Avoid Boring People: Lessons from a Life in Science" の宣伝のために英国を訪れていた最中に行なわれたものだが、この新刊のなかでも、Watson氏は次のように書いている。
「進化において地理的に隔離されていた人々の知的能力が、(隔離されなかった場合と)同じように発達したはずだと考えられる確固たる理由はない。同等な理性を人類にとって普遍的な遺産としたいと思う気持ちだけでは、それを実現するには不十分だろう」
英国の科学博物館は、Watson氏の発言を不適当として、19日(現地時間)に予定されていた同氏の講演をキャンセルした。
報道によると、Watson氏が1968年以来勤務してきたCold Spring Habor Laboratoryは、電話による緊急理事会を開催し、Watson氏の発言について批判する声明を発表。Watson氏も18日、AP通信に対して謝罪声明を出した。
Watson氏に関しては、二重らせん構造の発見の元になった女性科学者Rosalind Franklin[DNAのX線写真を撮影した科学者。関連邦訳書に『ダークレディと呼ばれて――二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実』(出版:化学同人)がある]の業績が正当に評価されていないとされることや、今までにも問題発言(「ホモセクシュアルであることが遺伝子からわかれば堕胎が認められるべきだ」「黒人はより高いリビドーを持つ」など)を繰り返してきたことが指摘されている。
[この記事は、ワイアード・ブログ『Wired Science』の、関連する複数記事の内容を統合しています。]
[日本語版:ガリレオ-天野美保/合原弘子]
WIRED NEWS 原文(English)http://blog.wired.com/wiredscience/2007/10/more-on-james-b.html#more
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