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オオジョロウグモと、その網にかかったオリイコキクガシラコウモリ=鹿児島県・奄美大島で、前園泰徳さん撮影
http://www.asahi.com/science/update/0918/TKY200709180338.html
クモが哺乳(ほにゅう)類のコウモリを捕らえて食べている珍しい場面を、京都大研究員の前園泰徳さん(35)が鹿児島県・奄美大島で見つけた。
観察されたのは体長5センチ、脚を伸ばすと長さ20センチにもなるオオジョロウグモ。直径が1メートル以上もある大きな網を林道沿いなどに張り、ふだんは主にセミやガなどの昆虫を捕まえて食べている。
前園さんは先月、両翼を開くと20センチほどのオリイコキクガシラコウモリが、クモの巣にかかっているのを発見。コウモリの首のあたりにオオジョロウグモがかみつき、消化液を出しながら体液を吸っていた。
クモの巣にスズメやツバメなどの小型の野鳥が捕まっていたとの報告はあるが、哺乳類のコウモリでは同様の記録がほとんどない。実際にクモがコウモリを餌としている場面が確認されるのは、きわめて珍しいという。
前園さんは「クモの糸は強靱(きょうじん)とはいえ、コウモリまで網で捕らえて食べるのを確認できたのは貴重な記録だ」と話す。
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