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天文台が超新星を発見 くじら座の渦巻銀河【中日新聞】
2007年9月13日 22時00分
兵庫県佐用町の県立西はりま天文台は13日、くじら座の渦巻銀河で超新星を発見したと発表した。12日に国際天文学連合が認定、「2007ig」と命名された。
超新星は寿命を迎えた恒星が爆発して明るく輝く現象。天文台によると、国内の望遠鏡が発見した超新星では最も遠い約5億光年の距離にあるという。
11日未明の撮影で確認。内藤博之研究員は「国内としては観測条件が非常に良かった」と話している。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007091301000792.html
超新星とはどんな星?【超新星について】
超新星と聞くと新しい星が誕生し今まで無かった所に非常に明るく輝いて出現すると想像される方がいらっしゃるでしょう。実は全くその逆で、今まで存在していた恒星がその寿命を終え、最後にその銀河全体の明るさにも匹敵するほどの大規模な爆発で明るく輝いて見える現象です。超新星は新しく生まれた星ではなく死を迎えた星の最後の姿なのです。
望遠鏡や観測装置の無かった時代では、私たちの銀河内で起こった超新星爆発によって夜空に今まで無かった所に急に明るく光る星が肉眼で観測されたため、昔は新しい星が誕生したものと思い、超新星と呼ばれるようになったそうです。
星が死を迎える現象ではありますが、それがやがてまた新しい星の誕生のきっかけになります。超新星爆発の後、その残骸が長い年月をかけ少しずつ集まり新しい星へと姿を変えていき、この太陽系、地球、そして私たち人類が誕生したと考えられています。そのようなことから、超新星爆発は新しい星の誕生の第一歩であるとも言えると思います。個々の銀河に数十年から数百年に1つの割合で超新星爆発が発生しているそうです。
http://www.tam.ne.jp/aoki/pages/aboutnova.html
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