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「鯖江断層」の存在確認 調査グループ、地震発生予測に活用へ【中日新聞】
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/390.html
投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 9 月 01 日 00:17:12: sypgvaaYz82Hc
 

「鯖江断層」の存在確認 調査グループ、地震発生予測に活用へ
【中日新聞】2007年8月31日

 鯖江市の中央部を南北に走る活断層「鯖江断層」の存在が、福井高専・岡本拓夫教授(地震学)と福井大教育地域科学部・山本博文准教授(地質学)を中心とする調査グループによって初めて確認された。同市旭町一丁目の民有地の掘削調査で判明した。嶺北中心部を震源とする将来の地震発生予測に役立てたいとしている。

 従来、研究者の間では地形的な要素などから同地域に断層が存在する可能性が高いとみられていたが、実際に裏付けられた。鯖江断層は同市中央部の台地を形成し、福井市南部から越前市北部まで約八キロにわたって伸びているとみられている。

 調査グループが台地の斜面に隣接する民有地で、約五メートル四方を三メートルほど掘り下げたところ、地表から約一・五メートルの深さで明確な地層のずれが確認された。灰色の泥の層と茶色の小石の層を斜めに分けるように断層が走り、その上を堆積(たいせき)物の地層が覆っている。堆積層と断層の境界付近から人工物とみられる木片も発見された。今後は堆積した地層の厚さや木片などから、断層がずれて地震が起きた年代を特定し、断層の活動周期の解明にもつなげていく方針。

 岡本教授は「最新の活動歴が分かれば、現在の地震活動の特徴と結びつけ、今後の地震発生予測を明らかにしていきたい」と話している。

 掘削調査は二十七日から始まった。九月中旬には埋め戻す計画。今後、地元小中学生を対象にした現地説明会を開く予定。希望があれば、一般の住民にも説明する。問い合わせは福井高専=電0778(62)1111=へ。

 (田中宏幸)

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20070831/CK2007083102045118.html

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