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ダルフールに巨大地下湖？ スーダン、紛争解決に期待も【中日新聞】
2007年7月27日 16時58分
【ナイロビ２７日共同】砂漠化が進むスーダン西部ダルフール地方で、面積が琵琶湖の約４５倍もある巨大地下湖が存在する可能性があることが米ボストン大研究グループの調査で２７日までに分かった。ダルフール紛争の背景には深刻な水不足が指摘されており、今回の発見が紛争解決への糸口になると期待の声も出ている。
湖は面積が約３万７５０平方キロでロシアのバイカル湖にほぼ匹敵し、水量は２５３０立方キロメートル（満杯時）に及ぶ。ロイター通信などによると、研究グループは宇宙からのレーダーで地下を調査した。
同グループの目標は１０００以上の井戸掘削。既にエジプト政府から支援の申し出があり、２０の井戸掘削が約束された。
しかしアフリカで２０年間、水源開発などに取り組むフランスの地理学者は「湖は恐らく２万５０００年前から５０００年前までは水が満ちていただろうが、既に干上がってしまっただろう」と英ＢＢＣ放送で反論している。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007072701000427.html
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