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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070722-00000024-jij-soci
7月22日14時31分配信 時事通信
現代の人類、ホモ・サピエンスの起源がアフリカ南東部であることを、英ケンブリッジ大と佐賀大の研究チームが頭骨と遺伝情報の両面の分析で裏付け、22日までに英科学誌ネイチャーに発表した。
ホモ・サピエンスは、これまで行われた現代人の遺伝情報分析では20万〜10万年前にアフリカで出現したと考えられ、頭骨化石はアフリカ東部エチオピアで約19万5000年前の最古級の化石が見つかっている。
しかし、頭骨化石は数が少なく、特徴の差が大きい。このため、ホモ・サピエンスの祖先に当たる原人がアフリカから百数十万年前に欧州やアジアに進出した後、各地で独自に進化したとの「多地域進化説」を唱える学者も少数いる。
研究チームは、世界各地の博物館などに保存されている過去2000年以内の頭骨標本を、男女計約6200人分について調べ、各地の住民の遺伝情報のデータと併せて分析した。その結果、頭骨も遺伝情報も、アフリカ南東部から距離が遠ざかるにつれて多様性が減少することが分かり、アフリカ単一起源説が裏付けられた。
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