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丹波竜、今度は頭骨発見 大型草食恐竜で日本初【東京新聞】
2007年6月26日 19時17分
兵庫県丹波市山南町の白亜紀前期(1億4000万−1億2000万年前)の地層で発掘されたティタノサウルス類とみられる大型草食恐竜「丹波竜」の化石に、「脳函」と呼ばれる頭の骨の一部が含まれていたと、兵庫県立人と自然の博物館(三田市)が26日発表した。
同博物館によると、「竜脚類」と呼ばれる大型草食恐竜の頭骨発見は世界的にも貴重で、日本では初めて。頭骨の一部が、まとまった1体の骨と一緒に発見されたのも日本初という。日本で恐竜の頭骨発見は7例目となる。
近くでは既に、尾の化石が骨格の位置をおおむね保った状態で見つかっており、世界的価値のある「全身骨格」発掘への期待が高まった。
脳函の一部と判明した化石は1個。3枚の花びらがつながったような形で、直径約15センチ。脳を入れるケースになる骨で、今回見つかった骨は後頭部に当たるという。中央には脊髄が通る穴が開いている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062601000616.html
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