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130歳クジラの体に19世紀の「もり」 北米で捕獲
2007年06月14日17時36分
北米のアラスカで先住民が今年5月に捕まえたホッキョククジラから、19世紀後半に作られたと見られる「もり」の一部が見つかった、とロイター通信が13日伝えた。このクジラは推定130歳ほどと見られ、寿命が100歳を超えることを裏付ける結果と言えそうだ。
アラスカで捕まえたホッキョククジラから見つかった19世紀のもり=米ニューベッドフォード捕鯨博物館提供、AP
「もり」は、狩猟用の小型銃の部品として、1880年ごろに作られたもので、当時の捕鯨に使われていたという。
ホッキョククジラは北極域周辺にすむが、生態はよく分かっていない。寿命は他のクジラと同様に100年ほどと考えられていた。だが、最近、19世紀中に姿を消した狩猟道具がホッキョククジラの体内から見つかったとの報告が相次ぎ、目の水晶体の研究などからも200年近く生きる可能性がある、と指摘されていた。今回の発見は、そうした説を裏付けるものだ。
ホッキョククジラは現在、商業捕鯨は禁止され、アラスカやロシア、グリーンランドの先住民に特別に一定数の捕鯨が認められているだけとなっている。
http://www.asahi.com/science/update/0614/TKY200706140173.html
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