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http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200705202058310(ベリタ通信、2007年05月20日掲載)
環境
「飢餓と干ばつで30億人が死に直面する」 食糧からの転換が可能なのか
ブッシュ政権のエタノール推進政策を批判 カストロ議長
キューバのカストロ議長が病床に伏してから初めて発表した論文が注目を集めている。高騰し続ける原油価格のあおりを受けた米自動車産業の要請を受けて、ガソリン燃料に替わる環境エネルギーとしてエタノールの導入を国策として進めることをブッシュ大統領が宣言した直後に、その宣言を「現実的な認識に全く欠けている」と批判を加えたからだ。1トンのトウモロコシからは平均413リットル、109ガロンのエタノールしか抽出できない。米国が10年後までに必要とするエタノールのが、350億ガロンだからだ。3億2000万トンのトウモロコシが必要な計算になる。間違いなく飢餓が深刻な第三世界からの輸出で賄われることになり、新たな畑作地を確保するために森林が伐採される。その結果、現在の水不足に回復できないほどのダメージを与え、水を巡る戦争の可能性すら発生しうるのだと、カストロ議長は警鐘を鳴らす。キューバ共産党機関紙グランマの1面に発表された論文を紹介する。
(ベリタ通信)
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