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(回答先: 全ての人類のルーツは皆同じ。アフリカの小さなグループの人々から始まった(ケンブリッジ大学) 投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 5 月 11 日 20:02:57)
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070510/wdi070510002.htm
【ロンドン=蔭山実】ケンブリッジ大学とアングリア・ラスキン大学の合同研究チームは7日、DNA分析から、オーストラリアのアボリジニが約5万年前にアフリカを出て拡散した新人と共通の遺伝子特性を持つことから、アフリカから渡ってきた新人がアボリジニの直接の祖先であることが確認されたと発表した。アボリジニだけは異なる特長が指摘され、祖先が問題になってきたが、これで人類はすべてアフリカで誕生した新人を共通の祖先として地球上に広がったことが裏付けられた。
地球上の人類でアボリジニだけは発見された骨格や道具の化石から他の人類と著しく異なる特長がみられ、ジャワ原人(ホモ・エレクトス)との交配があったとの説もあった。だが、交配を裏付ける原人との共通の遺伝子は発見されなかったという。
約5万年前のオーストラリア大陸はニューギニアと陸続きで、ユーラシア大陸とは狭い海峡で隔てられていたが、8000年前にニューギニアとの陸続きが水没し、他の大陸から完全に遮断されたといわれる。
ケンブリッジ大学のトーマス・キビジルド博士は「アボリジニの祖先がオーストラリア大陸に最初に移動してきた後に大陸が外界と遮断され、それが長く続いたためにアボリジニは他地域の人類と異なる特性を示すようになったとみるのが妥当だ」と話している。
(2007/05/10 11:17)
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