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ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた直径200万光年を超える暗黒物質のリング=NASA提供
【ワシントン和田浩明】宇宙に膨大に存在するなぞの物質「ダークマター(暗黒物質)」が形成する直径約260万光年のリング状構造を、地球から約50億光年離れた銀河団内で米欧などの研究チームが発見した。米航空宇宙局(NASA)が15日発表した。約10億〜20億年前に二つの巨大な銀河団が衝突してできたと推定されている。
暗黒物質のリングが見つかったのは銀河団「CI0024+17」。内部の暗黒物質の分布を調べるため、04年11月にハッブル宇宙望遠鏡で観測したデータを米ジョンズ・ホプキンス大の研究者らが解析したところ偶然発見されたという。
研究チームは「銀河団内のガスや銀河などから独立して、暗黒物質が独自の構造を形成しているのを発見したのは今回が初めて」と説明している。
暗黒物質の質量は宇宙全体の2割を超え、通常の物質の6倍近い。目に見えないが、その重力で背後からの光がゆがんで見える「重力レンズ効果」で間接的に存在が確認できる。
毎日新聞 2007年5月16日 11時08分 (最終更新時間 5月16日 13時28分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070516k0000e040030000c.html
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