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<捕鯨委>「正常化会合」13日東京で開会 難航の可能性も
2月10日17時24分配信 毎日新聞
国際捕鯨委員会(IWC)の「正常化」を目指す「IWC正常化会合」が、13〜15日に東京都内で開かれる。商業捕鯨支持国と反捕鯨国の対立でIWCがクジラの資源管理という本来の機能を失っていることから、日本が全加盟国に呼びかけて開催。議論の結果を、5月に米アラスカで開かれるIWC年次総会で提言する予定だ。ただ、反捕鯨国の大半は参加しないとみられ、狙い通りの成果を上げられない可能性がある。
IWC年次総会では毎回、捕鯨支持国と反捕鯨国が「ほとんどののしり合いになる」(水産庁幹部)のが実情。今回の会合はあえてIWCの枠外で開き、「IWCを、クジラの保存と利用のバランスを取って話し合える場にする」(同)ための方策を探る。捕鯨の是非についても改めて正面から議論する。
参加国は、IWC加盟72カ国のうち、捕鯨支持国と、穏健な反捕鯨国を加えた34カ国の見込み。豪州、英国、米国など反捕鯨の二十数カ国がボイコットを表明している。反捕鯨を掲げる環境保護団体はオブザーバー参加する予定。
IWCは82年に商業捕鯨の一時禁止を決定。90年代から科学的に捕獲枠を決めて資源を管理する制度が検討されたが、反捕鯨国が制度の導入に反対し、議論は昨年初めに凍結された。一方、捕鯨支持国は新規加盟を徐々に増やし、昨年6月の総会で商業捕鯨再開を支持する宣言が初めて採択された。ただ、賛成票は過半数ぎりぎりで、拘束力のある4分の3にはほど遠かった。
反捕鯨派は昨年の総会以降、2カ国を新規加盟させるなど巻き返しに出ている。今回の会合のボイコットも「捕鯨再開を目指す会合」と位置づけたためで、対決姿勢を緩めていない。【位川一郎】
最終更新:2月10日17時24分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070210-00000048-mai-bus_all
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