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<以下引用>
Q&A
Q 中国の電池メーカーの方「中国製品が悪いと日本で言われているようです。ちゃんとしたものを作ってますし金属原料も値上がりしています。納得できませんがどうすればよいでしょうか。充電電池は環境にやさしいですしより一層の普及をはかっていきたいです。(一部要約)」
A
昨今におきましてはマスコミによる中国製品バッシングが行われております。
20年くらい前には、アメリカで日本製自動車がハンマーでつぶされたりしているジャパンバッシングの映像が繰り返し流れていたのを思い出します。
当方といたしましては、中国製も非常によくなってきているという認識であり、なんとか取り扱いできないかなあと常々考えているという方向にございます。
自動車でも、日本製に技術的に追い越されるとき、もう暴力手段しかなくなると日本車をハンマーでつぶしてみたりといったことがアメリカでありました。半導体で日本がぶっちぎりに最先端をいっていた時期には日航ジャンボ機墜落
http://gray.ap.teacup.com/123ja8119/
が発生し松下のIT技術者17名をはじめ、各界で努力して先端を担っていた方々が亡くなりました。
たぶん、電池の分野でも、今、日本は中国に追い越されようとしていると思われます。技術的に競争できなくなってきたから他の製品をとりあげ、話を一般化して「中国製はだめだ」と中国バッシング始まるわけです。このようなことをしていては日本は技術面で敗退寸前といえます。アメリカが中国に接近しているのも単純に日本よりも中国のほうが技術的に優秀と評価しているからです。
日本人として大変悲しいことですが日本も昔のアメリカのようなことをし始めてしまいました。技術的なイノベーションのアイディアで競争すればよいのであってテロや暴食手段に訴えるのは愚の骨頂です。日本は今回の件を反省しなければなりません。
技術的に追い越していけば、価格主導権も握れますので、普及させて生活必需品にしてから価格を上げていくことが可能です。
先に普及させておいて必需品にしてから値を上げるという欧米の戦略を見習うことが肝心ですが中国にはそういった考え方があるのかわかりません。あえて、「普及促進価格でどうでしょうか」という意味での提案をしてみた次第です。普及期には、格安でばら撒いておき、数百回使った後の買い替え需要を狙うというのも欧米ではあります。値段もそのころはかなり高くできると思います。
日本車のバッシングの事例を振り返りますと、日本車バッシングされているときに日本車を格安でばら撒いたため、アメリカ人はもうアメリカ車には戻れなくなりました。
今回、中国バッシングされている期間中に「参りました」ということで安くばら撒いてシェアを握るのは大変有効です。今回の日本の愚かな「餃子案件」は、中国製品のシェアを高める絶好の好機です。(逆に、ここでチャンスを活かせないようなら中国の未来も明るくないかもしれません。頭の良し悪しが試されていると思います。)日本では「損して得取る」とか「死んだふり戦術」とか言います。