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政府と与党、暫定税率修正に言及・法案成立、既成事実化狙う
揮発油税など道路特定財源の暫定税率の扱いを巡る与野党合意を受け、
租税特別措置法改正案の修正の行方に関心が集まっている。
福田康夫首相が修正の可能性に言及。法案成立を既成事実化する狙いだ。
ただ修正の是非に加え、時期、範囲について与野党とも意見集約には
ほど遠いのが実情。世論と党内外をにらんだ手探りの対応を迫られそうだ。
首相は31日の参院予算委員会で、租税特措法改正案の年度内成立への尽力を要請。
同時に「10年(維持)が地方分権と矛盾するのは確かにそうだ。
分権が進展すれば、整合性は取っていく」と述べ、暫定税率の維持期間の短縮もあり得る
との認識を示した。首相が修正に触れたのは初めて。
首相周辺は「与野党協議を後押しするための野党側へのメッセージ」と解説する。(07:04)
日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080201AT3S3101131012008.html